今日の難読漢字は
「玄孫」
「左手」
「桜桃」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「玄孫」!
一見、世界史の授業で習った、昔の中国の偉人?とも思ってしまう「玄孫」。
孟子、荀子、老子・・・こんな感じで「玄孫」が出てきてもおかしくない感じがしてしまいますが、人の名前ではありません。
「孫」という字が使われているのが最大のヒントになりますが、いったい何と読むか分かりますか?
「玄孫」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇まご」とは読みませんが、家族間の関係を表す言葉です。
「〇〇〇〇」の4文字で、孫の次がこれです。
「玄孫」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「やしゃご」です!
「玄孫」とは、親子間の関係を表す言葉で、自分を親と見た場合、「子→孫→曾孫→玄孫」となります。
そのため、子どもの子どもが孫、孫の子どもが曾孫、曾孫の子どもが玄孫になるため、一般的には玄孫と生きて会えることは稀でしょう。
でも、世の中には若くして子を授かる方もいて、玄孫どころかその次の子どもまで会える方もいることでしょう。
せっかくなので、「玄孫」以降の呼び方もご紹介しましょう!
玄孫→来孫(らいそん)→昆孫(こんそん)と続きます。さらにその先も言葉はありますが、現実にあった最高記録はアメリカでの「昆孫」までのようです。
長生きすると、こんなに幸せなことが待っているんですね!
次の難読漢字は「左手」!
これはずばり「ひだりて」。
もちろん間違いではないのですが、ここは難読漢字の問題なので、もう少し頭を柔らかくして考えみましょう!
現代ではあまり使わない読み方なので、分からない方も多いと思いますが、弓道をたしなむ人なら分かるかも??
ヒントを参考に、「左手」の読み方を考えていきましょう!
「左手」の読み方のヒントはコレ!
これは弓道用語で、「〇〇で」の3文字です。
弓を持つから・・・。
「左手」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆんで」です!
昔の武士が持っていた弓。弓を持つ方の手は「左手」であることから、「弓の手→ゆみで→ゆんで」となったようです。
そのため、「ゆんで」は「弓手」と表記することもあります。
では、せっかくなので矢を持つ方の手の読み方もご紹介しましょう!
「左手」に対するものなので、漢字は「右手」と書き、「めて」と読みます。
これは、「矢手」ではなく、馬の手綱をもつ「馬手」と表記することが多いようです。
左利きの人を「サウスポー」なんて呼んだりしますが、次回からは「ゆんで」と言ってみたら友人の興味をそそるかもしれませんね!
最後の難読漢字は「桜桃」!
日本の四季を表す言葉といえば「桜」。
その「桜」と、桃源郷の字にも使われているほどの果物界のスーパースターの「桃」。
そのまま音読みで「おうとう」とも読むそうですが、もっと馴染みのある名前です。
どちらもピンク色という共通したものがありますが、その2つが組み合わさった「桜桃」、いったい何と読むか分かりますか?
「桜桃」の読み方のヒントはコレ!
これは当て字ですが、桜は「サクラ」と読みます。
「サクラ〇〇」の5文字です。
「桜桃」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「サクランボ」です!
私たちにも馴染みのある「サクランボ」は、スーパーや果物屋さんで買える果実になったものを「サクランボ」と呼んでいますが、生産者目線でいえば、木全体のことを「桜桃(おうとう)」と呼ぶそうです。
「サクランボ」の語源は、そのまま「桜の実」で、実は坊とも呼んだことから「桜の坊→サクランボ」になったと言われています。
現在、日本では佐藤錦や紅秀峰、ジャボレーなどといった国産のものから世界各国での品種を楽しむことができます。
それもそのはず、世界単位でみたときに「サクランボ」の種類は1,000種もあるそうで、どれだけ世界中の人から愛されているかが分かりますね。
ただ、「サクランボ」は1箱数万円もするようなものもざらにあって、なかなか手の出ない高級な果物というイメージが強く、「赤い宝石」なんて呼ばれることも。
一度でいいからお腹いっぱい「サクランボ」を食べてみたいものですね!