今日の難読漢字は
「疼痛」
「八仙花」
「況んや」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「疼痛」!
「疼痛」は、実は比較的読みやすい漢字のはず。
「痛」は「腰痛」「腹痛」などと同じです。
「疼」は、よーく見るととある漢字が見えてきませんか?
その漢字を読んでみると……
さて、あなたは何と読みましたか?
「疼痛」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「とうつう」
です!
「疼痛」は、
「ズキズキと痛むこと」「うずくような痛み」という意味の言葉です!
医学的に言うと、「痛み」のことを「疼痛」と言うそう。
ですが、一般的な会話としては「ズキズキと痛むこと」を指します。
例えば
「雨になると古傷の疼痛が気になる」なんて言う時に使われます。
ちなみに「疼」は、訓読みにすると「うずく(疼く)」。
まさに「疼くような痛み」を表した漢字が「疼痛」なんです!
ちなみに「痛み」に関する言葉としては、「激痛」や「鈍痛」があります。
「激痛」は急に来る激しい痛みのこと、
「鈍痛」は鈍く重苦しい痛みのことを指します。
痛みの感じ方で言葉が変わるので、合わせて覚えておくと◎。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「八仙花」!
「八仙花」は、読んで字の如く「とあるお花」を表した漢字です。
このお花は、お好きな方も多い花。
このお花が有名なお寺があったり、
季節を象徴するようなお花なのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「八仙花」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「はっせんか」もしくは「あじさい」
です!
「八仙花」は、
「アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種」という意味の言葉です!
アジサイの漢字といえば「紫陽花」と書くことが多いですよね。
ですが「八仙花」と書いても正解!
「八仙花」の名前の由来は、アジサイが色の変化が多い花だから。
もともとは中国での名前だったのですが、日本でも使われるようになりました。
実はアジサイは、別名が多い花。
「紫陽花」や「八仙花」だけではなく、
「七変化(しちへんげ)」や 「四片(よひら)」、
「手毬花(てまりばな)」と呼ぶこともありますよ。
呼び名がたくさんあるということは、それだけ親しまれている花だということ!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「況んや」!
「況んや」は、当然「きょうんや」ではありません!
ヒントは「〇〇んや」。
ひらがな2文字、何が入るか考えてみましょう。
さて、あなたは何と読みましたか?
「況んや」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いわんや」
です!
「況んや」は、
「まして」「なおさら」という意味の言葉です!
詳しく説明すると、
その前に述べたことから考えて、言わなくてもはっきりわかることに対して使われます。
例文でいえばこのような感じ。
「高尾山も登れないのに、況んや富士山なんて」
このように「Aすら〇〇なら、Bも〇〇だろう」という使い方をします。
比較的堅い表現で、古典や漢文などでは見聞きするかも。
現在会話で使うのであれば「ましてや」の方が分かりがいいかもしれません。
ただし、文語表現では現在でも使われます。
特に新聞や論文などでは比較的よく見かけるので、
読めないと恥ずかしい思いをするかも……。
カンタンな漢字なので、一度読めてしまえば覚えやすいはず!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!