今日の難読漢字は
「転嫁」
「訛音」
「老舗」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「転嫁」!
決してこの字は奥様には見せないでください!
・・・と思われそうな「転嫁」。
だって、「奥様(嫁)が転がる」ですもんね。
「嫁」が「転がる」といったら、日中、コタツの中で煎餅を食べながら昼ドラを見ている光景が浮かんでしまいますが、こんなことを言ったら世の奥様方に怒られてしまいますねwww
話がかなり脱線してしまいましたが、今回の漢字はそんな「転嫁」です。
さあ、この転がるお嫁さん、何と読むか分かりますか??
「転嫁」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
何かを「加える」という言葉もこの読み方をします。
「転嫁」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「てんか」です!
「転嫁」とは、「 自分の罪や責任などを、他の人になすりつけること」を意味します。
良い意味では使われず、責任逃れということですね。
また、心理学の世界では、「ある対象への感情が、他のものに影響を与えていくこと」という現象にも使われる言葉です。
冒頭で述べたことは、私の考えではなく皆さんのイメージしているものを文章にしただけですからね!!
・・・これが「責任転嫁」です。
次の難読漢字は「訛音」!
言葉としてはすごくシンプルに「訛り(なまり))」と「音」。
「訛り」とは、地方などで独特のアクセントや言い回しをする言葉のことですね。
その「訛り」に「音」が組み合わさった「訛音」。
そのままの意味で考えれば、「訛った言葉」と推測できますが、いかがでしょうか?
「訛音」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
朝起きたら、まずはここを洗いましょう!
「訛音」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かおん」です!
「訛音」は、「訛り」だけに「かいん」や「けいん」と読んでもOKです。
「訛音」とは、「言葉の正しい音がくずれたもの」を表し、簡単に言えば「方言」のことですね。
せっかくなので、ここで豆知識を一つ。
「訛り」と「方言」の違いをご存じでしょうか?
「訛り」は、あくまで標準語を発しているけれども、その地域特有のアクセントがついたものをいい、「方言」は言葉そのものが地域特有の言葉に変換されたものを言います。
でも、田舎に行くと「訛り」と「方言」が重なって、もはや原形を留めていない言葉が多くて、何を言っているか分からないんですけどねwww
最後の難読漢字は「老舗」!
この漢字は読めないと恥ずかしい、そんな常識クイズのような問題です。
音読みにして「ろうほ」でも正解ですが、それでは威厳もあったものではありませんね。
贈答用の菓子折り一つ選ぶにあたっても、この言葉がついたものだと何だか安心できますし、旅館や飲食店なんかも「老舗」とつくだけで、何かいい。
そんな安心感をもたらしてくれる「老舗」というパワーワード、ちゃんと正しい読み方をしていますか?
常識問題ですが、自信のない方はヒントも参考に考えてみてください。
「老舗」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
「歴史が古い」「由緒ある」のような良い意味で使われます。
「老舗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しにせ」です!
「老舗」とは、「先祖代々にわたり、伝統を守りながら事業を行ってきたお店の総称」のことです。
一般的には旅館や飲食店を指しますが、一般企業などに対しても使われる言葉です。
「老舗」という言葉は、「単純に古い」というだけでなく、昔から人々に愛され続けている証でもありますので、その有する実力は本物といえます。
このことから、自分たちが名乗る場合はその責任を背負いますし、客側になってみれば安心してそのお店を利用することができるというものです。
なんだか、「老舗」の和菓子屋のどら焼きが食べたくなってきました・・・。
出典:コトバンク