漢字読み講座

「袢纏」って何て読む?「ばんるい」とは読まない、冬に活躍する物です!

「袢纏

これなんて読むかわかりますか?

 

愛用している方や、実家にある!という方もいる

とあるものの名前なのですが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「袢纏」読み方のヒント!

 

「袢纏」は、冬に活躍するあるもの名前です!

 

また、同じ読み方でも、ほかの漢字で書かれることがあります。

 

さて、読めたでしょうか?

「ばんるい」ではありませんよー!

 

「袢纏」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「はんてん

です!

 

「袢纏」とは、

「主に防寒用に使われる和服の一種」です。

 

中に綿が入っている、腰ぐらいまでの丈の羽織です。

冬に使われることが多く、実家や祖父母の家で暖をとるときに、

羽織った経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

実は「袢纏」のほかに「半纏」や「半天」と書くこともあります。

 

起源は江戸時代、天保の改革によって女羽織(着物に羽織る丈の長めの上着)が禁止され、

その代わりとして庶民に広まったのだとか。

 

種類もさまざまで、綿が抜かれたタイプのものや、

子どもを背負った上から羽織る「ねんねこ袢纏」なんてものもあります!

 

現在はあまり使う機会はありませんが、教養として知って損のない「袢纏」。

しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク