漢字読み講座

「薯蕷芋」ってなんて読む? (じよいも)ではありません!

「薯蕷芋」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(じよいも)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「薯蕷芋」読み方のヒントは?

ヒントは全体で5文字、「〇〇〇〇〇」となります。

名前に芋とある通り芋を指しますが、ある特徴のある芋の総称です。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「薯蕷芋」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「と」です。

すりおろした状態をこのように呼びます。おそばやごはんにかけて食べたり、

焼いてお好み焼きのようにして食べたり、とてもおいしいのに栄養満点な食べ物です。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「薯蕷芋」の読み方、正解は・・・

 

 

 

 

 

正解は・・・

「とろろいも」

です!

とろろいもは特定の芋の品種を指すのではなく、

粘り気のある芋をすりおろしてとろろにしたものの総称です。

山芋のほかにも、まっすぐで棒状の長芋、山に自生している自然薯、

人間のこぶしのような形をしたつくね芋、いちょうや人間の手のひらのような

形をした大和芋など、実に様々な芋から作られます。

とろろは栄養満点なだけではなく、はアミラーゼやジアスターゼといった胃の消化を

助ける酵素も豊富に含まれており、特に暑い時期などにぴったりな食材です。

ぜひ積極的に摂っていきたいですね!

出典:コトバンク