睡眠の質を上げる

お風呂の入り方で眠りが変わる!睡眠の質を高める入浴方法とは?

睡眠は疲労回復に必要なものですが、睡眠の質も重要なのはご存じですか?せっかく寝られても浅い睡眠では疲労回復が浅く、すっきりしない目覚めになってしまいます。

質の良い睡眠を取るには、お風呂を活用するのが一番!それでは、どうやって入浴すれば良いのでしょうか?

質の良い睡眠には「湯船に浸かる」が大切

まず始めに、質の良い睡眠には「湯船に浸かる」ことが大前提です。忙しくてシャワーで済ませてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、質の良い睡眠を取りたいと考えているならしっかりと湯船に入りましょう。

「湯船に浸かる」が大切な理由

人の体は、体の芯の部分である深部温度が下がることで、眠くなるようにできています。

体の構造上、就寝時間前には深部温度が下がるようにはできていますが、お風呂に入ることで一時的に体温を上げて、一気に体温が下がるようにすることで熟睡を促せます。

睡眠の質が高まる入浴方法

睡眠の質が高まる入浴方法は3つ。それぞれ詳しく見ていきましょう。

就寝の1~2時間前までに入浴する

まずは、入浴する時間についてです。お風呂に入る時間は、就寝時間から逆算して1~2時間前までに済ませましょう。先ほどもお伝えしましたが、湯船に入ることで体を芯から温め、入浴後に体温が徐々に下がることで眠気が誘発されます。

体温が下がって良い眠気が生まれるのが、お風呂から上がって1~2時間ほどなのです。

この体のシステムを上手く使うことでスムーズに就寝でき、質の良い睡眠に繋がりますよ。

40℃のお湯に15分浸かる

続いては、湯船の温度についてです。湯船の温度は40℃が最適。そして、湯船に浸かる時間は15分が良いとされています。40~41℃は副交感神経が優位になり、なおかつ深部温度を上げられる温度です。

39℃以下の温度では、深部温度を上げるのが難しく、42℃では交感神経が刺激されて眠りにくくなります。

湯船に浸かる時間ですが、15分以上では体温上昇に変化は見られないため、15分で充分だと言われています。また、長湯は肌の乾燥を招き血圧が上昇してお風呂で思わぬ事故につながることも。

そのため、40℃のお湯に15分が効率的に体を温められますよ。

肩まで湯船に浸かる

美容やむくみためにと半身浴をされている方がいらっしゃるかもしれませんが、質の良い睡眠には不向きの入浴方法です。

体を心から温めるためには、しっかりと肩まで湯船につかることが大切です。

入浴剤を活用する

入浴剤の力を借りるのも1つの方法です。リラックスできる香りのものや、血流を促進するものを活用すると、より熟睡を促してくれることもありますよ。

湯船につかって質の良い睡眠を促そう!

睡眠の質を高める入浴方法について、詳しくご紹介しました。質の良い睡眠のためには、湯船に浸かって体を芯から温めることが重要です。

忙しくて寝ても疲れがなかなか取れないという方は、お風呂の入り方を工夫して、質の良い睡眠を促してあげましょう。

熟睡してしっかりと疲労回復をして、すっきりとした毎日を過ごしてくださいね!

ABOUT ME
森山 あやね
出産を機に眠りの重要さに気づいたママライター。蒸気でほっとアイマスクを愛用しています。