「肖る」
上の漢字、何と読むかわかりますか?
「肖像」「不肖」といった単語に使われている漢字でもありますが、
「る」の送り仮名がつく場合、「しょうる」とは読みません。
「肖る」の読み方のヒントはコレ!
- ヒント1:「感化されて同様の状態になる」こと。
- ヒント2:もしくは、「影響を受けた相手と同じ状態になりたい」と願うときに用いられる。
そろそろわかりましたか?
「肖る」の読み方!正解は…?
「肖る」の読み方、正解は……「あやかる」です!
「肖る」の意味をもう一度見ておきましょう。
- 「感化されて同様の状態になる」という意味。
- 「影響を受けた相手と同じ状態になりたい」と願うさま。
- 影響を受けて変化することや、動揺するさまを表す。
「気付けば彼に肖っていた」「あの人の幸運に肖りたい」というように、
”今よりも良い状態”を表すときに使われるのが一般的です。
「肖る」の読み方、正解はほかにもある?
実は、「肖る」と書いて別の読み方をするケースもあります。
せっかくですので、別の読み方や意味も見ていきましょう。
- 「にる」:外見がもとの姿形にそっくりであること。
- 「かたどる」:ある形に似せて作る。のっとる。似せる。
どの読み方にも共通しているのが、
物の姿形や状態を表すときに使う言葉だということですね。
「肖る」3つの読み方と意味の違い
- あやかる:感化されて同様の状態になること。「影響を受けた相手と同じ状態になりたい」と願うさま。
- にる:外見がもとの姿形にそっくりであること。
- かたどる:ある形に似せて作る。のっとる。似せる。
「肖る」は、上でまとめたように、
意味によって3通りの読み方をする漢字です。
すべての読み方を知っていた人は、お見事!
「ひとつでも読めなかった…」という人は、
これを機にすべての読み方と意味の違いを押さえておきましょう!