「目が覚めたら掛け布団を蹴とばしていて、体勢も変な状態になっていた」など、睡眠中にひどい寝相になってしまうことがあります。
寝ている間に体が動いてしまうのは、どんな理由があるのでしょうか?
寝相が悪くなる原因が分かれば、直すことは不可能ではありません。
目次
寝相への対処には「眠り」と「寝具」の見直しを
睡眠時の寝相が悪い人は眠り・寝具の状態で影響を受けて、無意識に体が動いてしまっています。
対処するには当てはまる原因についてしっかり考え、問題となっている元を改善することが必要です。
寝ている間に体が動く理由について
眠っている自分の体が動いてしまう理由の多くは、眠りの質が悪いか使っている寝具が体に合っていないためです。
人間の体は浅い眠りの状態になっていると、寝ている間に体が勝手に動いてしまいます。
寝具が柔らかすぎたり硬すぎたりすれば、体をバランスよく支えられず寝返りをして調整しようとします。
寝相がひどい人は深く眠れていないか、寝具が体にとって使いにくいために体が動いてしまうのでしょう。
寝相改善に眠りと寝具が重要になる
大きな原因は眠りと寝具になるので、自分はどちらが原因になっているか分かれば改善策が見えてきます。
朝起きたときに寝足りないと感じたり疲労感があれば、しっかりと眠れていない証拠です。
ベットに横になり違和感や動きにくさがあるのなら、寝具と体が合っていません。
眠りの質が原因となっている場合は自律神経を休めるように心がけると、心身がリラックスして深い睡眠をとりやすくなります。
寝具の不一致が原因となっている場合は寝具売り場で働くプロに相談して、自分の体に合うものを探して寝具を変えてみてください。
寝相の原因となっていることを取り除くことで、眠っているときの体の動きは次第におさまっていきます。
病院受診が必要になる寝相のケース
寝相が悪い人で「たまに息がしにくくなり目覚めてしまう」ということがあれば、眠りの質や寝具との相性の悪さが原因ではないかもしれません。
眠っていて一時的に息が止まってしまう症状が出ている可能性があるので、睡眠中や起床時に息苦しさを感じることもある人は一度病院で診断してもらいましょう。
悪い寝相を直して状態良く起きよう
睡眠時の寝相の悪さによりパジャマや布団が乱れた状態で起きるよりも、自分も布団も良い状態で目覚めた方が気持ちが良いものです。
よく眠って体に合う寝具を使うようにすれば、寝ている体が大きく動くことを改善できます。
自分の寝相が気になる人は睡眠の状態と寝具に問題がないかチェックして、適した対処法で直していきましょう。