睡眠の質を上げる

「ストレスで今夜も眠れそうにない…。」と思った時に知りたい心を軽くして人生を軽やかに生きる考え方3選

「目の前の仕事や家事に全力で取り組んでいるけど、報われている気がしない。こんなのいつまで続ければいいんだー!?」とストレスを感じて夜も眠れないという経験はありませんか。

会社やパートナーの期待に応えたいから頑張っているんだから、相応の対応が欲しい。できれば褒めてもらいたい。こう考えるのは自然なことのように思いますよね。

だって評価されるって気持ちいいですから。

かつての私もそう考えてワーカホリックのように働いていました。朝から晩まで仕事のことで頭はいっぱい。

本当は別に好きでもなかったのに、です。

自分の気持ちに蓋をするようにして働いていました。その結果、徐々にストレスが心身を蝕んでいきました…。

身体はクタクタで寝たくて寝たくて仕方ないのに、どういうわけか眠れない。疲れが抜けきっていない頭と体を引きずるようにして仕事場へ向かうという生き地獄を味わいました。

今回はかつての私と同じように義務感で自分を縛り付けて無理をしている人に少しでも心が軽くなるような考え方をご紹介します。

「心が軽くなるような考え方」など役に立たないように思うかもしれません。

しかし、これだけ世の中に睡眠に関するノウハウなどのテクニカルな情報は溢れかえっているのに睡眠負債なる言葉が流行しました。

小手先のテクニックに限界を感じ、自分自身と向き合いたいと思っているなら必ず役に立つと思います。ぜひ参考にしてください。

自分が我慢すれば丸く収まるという考えを手放そう

有用でない考え方は手放そう

世の中は理不尽なことで溢れかえっていますよね。

例えば、私は明らかに一人で抱え込むには無理があるタスクをかつて会社に押し付けられたことがあります。

「上司から振られた仕事を断ったら会社での居場所がなくなるんじゃないか」「忙しいのはみんな同じ。自分だけ投げ出すわけにはいかない」などと言い聞かせて働いていました。

つまり、我慢してやり過ごそうとしたわけですね。

同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。

ズバリ言いますが、我慢していてはダメです。一度や二度ならば無理して乗り切れるかもしれません。しかし、日本人は本音を打ち明けるのを過度に怖がるので心に負荷をかけっぱなしのように感じます。

私は我慢に我慢を重ねました。そして、ある日突然、働くことが困難になるほどの体調不良に襲われました。

リミットを超えてしまったのです。

立っていられない、寝たら起き上がれないなど今振り返るとギリギリの所で踏みとどまったように思います。

しかし、嬉しい発見もありました。

私が抱えていたタスクが分散されて、仕事は何とか回っていたのです。

「自分がいなくとも仕事は滞りなく進むんだ…。」と気づいてからは我慢するのはやめて何とか協力してもらえないかを考えるようになりました。

勇気を出して協力を求めましょう。それでも我慢をせざるを得ない環境ならば環境を変える、つまりは転職を検討するのもいいでしょう。

転職にはリスクがあり、二の足を踏むかもしれません。しかし、転職活動にはリスクはありませんよ。

本当はしたくもないことを無理してやり続けることを手放そう

自分を縛り付けているのは、意外にも自分だったりします

私は裏方としてデータを分析したり、セールスのためのリサーチやシナリオづくりが好きですし成果も出やすい傾向があるタイプです。

逆に表舞台でリーダーシップを発揮してスタッフを導くというのは大の苦手!

棺桶に入るほうがまだマシだと考えるくらい苦手…。

しかし、世の中には表舞台でこそ輝く人もいます。

実際に、スタッフから信頼されている方が職場にいました。私は「この人だっ!」と思い、彼女に職場のリーダーになっていただくようにお願いしました。

当初は彼女が嫌がるんじゃないかと思っていたのですが、話をしてみると彼女は逆に裏方の仕事は好きでもないし得意でもないとのことで利害が一致。

「適材適所」という言葉があるように、私たちには向き不向きがあります。無理して自分の可能性を潰すくらいなら、適正のある人に譲りましょう。

あなたが苦手なことやしたくないことが好きな人や得意な人は絶対にいます。

正解を追い求めることを手放そう

人生は旅みたいなもの。正解なんてありません。

日本人は責任感が強いと思われていますが、個人的には責任感というよりは強迫観念ではないかと思います。

「〜すべき」「〜でなければならない」というような正解を求めるような考え方ですね。

残念ですが、世の中には絶対的な正解など存在しません。

私がかつてドラッグストアで季節の売り場を作っていた時のことです。ドラッグストアなので冬は風邪薬の特設売り場を作るのが定例でした。

全員が風邪薬の棚を作っていたので私も特設売り場は風邪薬でなければいけないと思っていたんですよね。

しかし、一歩下がってみると違った風景が見えました。

特設売り場で風邪薬を選んでるお客様が少ない…。

わざわざ時間と手間をかけてまで作り込む意味はありませんよね。

そこで私は少し切り口を変えて、冬になると食べたくなる「チョコレート」の棚を作ることにしました。

上司からは反対されましたが、そもそもニーズのない棚を放置しておいても価値はありません。新しいことに挑戦してダメだったなら次の手を考えるまで。

「とりあえず1ヶ月だけ」という条件つきで許可を得てメーカーさんと一緒に今までやったことのないチョコレートの棚を作ってみることに。

その結果、爆発的にチョコが売れました。私の店舗への出荷が大部分を占めるほどだったそうでメーカーと問屋さんは大喜び。もちろん、それだけお客様のニーズを満たしたという証拠でもあります。

「正解か不正解か」「0か1」かという考え方では息が詰まりますから、少し肩の力を抜いて視野を広げましょう。

頑張るのではなく、工夫をしよう

ちょっとした工夫こそが人生を照らしてくれます。

頑張ることは一見すると前向きなように見えますが、ともすると心がガチガチに凝り固まってしまいストレスの原因になります。

今回は私の経験から、あなたの心を蝕み眠れなくなるほどのストレスの原因になる可能性のある考え方を紹介しました。

どれも一時的であれば問題はありません。ところが、慢性的となると見過ごせません。

もしも1台しか車に乗れないとしたら、あなたはその車を丁寧に扱いメンテナンスも欠かさないことでしょう。

あなたの心はこの世にたった1つしかない、あなただけのもの。優しく扱いすぎて悪いということなどありえません!

何だか最近息が詰まるし、ため息も出るなと感じたら今回の記事の内容を思い出してください。

ABOUT ME
マタキ
ドラッグストアで働きながら、サイドFIREを目指してWebライティングをしているAGA(男性型脱毛症)男子。 ブログではサイドFIREを決意して2年以内に資産0から1000万を突破した経験・AGA治療に関するノウハウ・QOLや生産性を爆上げするライフハックについて公開しています。