「眇める」
この漢字は、目へんが使われていることから、「目」にまつわる漢字だとわかります。
「砂」という漢字に似ているので「すなめる」や「さめる」と読みたくなりますが、正しくは違います。
今日は「眇める」を読めるようになりましょう!
「眇める」読み方のヒントは?
「眇める」には、片目を細める、片目を瞑って狙いを定める、などの意味があります。
弓を引くときや、ダーツを投げるとき、太陽が眩しいときなどに「目を眇める」と表現します。
慣用句でも使われる「眇める」。
「矯めつ眇めつ」という言葉を聞いて、ピンと来る人もいるのでは?
「眇める」の読み方、正解は……
「眇める」の正解は……
「すがめる」です!
先述の「矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)」には、あちこち様々な方向からよく眺める様子という意味があります。
日常的には、美術館や博物館などで
「国宝の日本刀の刃文を矯めつ眇めつ眺める」
「あの絵には、人に矯めつ眇めつ鑑賞させる魅力がある」
などのように使います。
ぜひ覚えておいてくださいね!