睡眠の質を上げる

早起きをしている友人を意識高い系とからかっていたが、実際に僕もやってみると驚きの結果が…。

「この給料泥棒!帰れっ!」なんてことを言われたことがありますか?

私にはあります、それも何度も…。

ドラマのワンシーンのようですが、実際に言われるとこれほど堪えるセリフもありません。正直、当時は病んでいました。ワクワクして配属されたものの全く自分の能力を発揮できないという理想と現実のギャップの破壊力は抜群。

しかし、私は変わった!

振られた仕事をこなすのは当たり前、しかも定時で帰宅。さらには有給もきっちり消化してバリ島でのバカンスを楽しむようにもなった。

それこそドラマのようですが、やったことはシンプル。

ただ早起きをして仕事の準備と振り返る時間を確保しただけ。

なぜ早起きに挑戦したかと言えば、私の親友が早起きをしてモリモリ結果を出していたから。お金もかからないし、健康にもいいだろうという浅はかな考えもありましたが、結果オーライ。

今回は私の人生を一変させた早起きについて解説していこうと思います。改めて早起きのメリットについて確認したい方や早起きの何が素晴らしいのか知りたい方も是非参考にしてください。

誰でもチート状態になれる早起きのヤバすぎるメリット

朝はリソースが満タン!

「給料泥棒!帰れっ!」と言われた私は本当にその店舗を去ることにしました。

つまり、しっぽを振って逃げ出したわけです。同じ環境で変わろうと思うのは並大抵の努力でどうこうなるものではないと思ったから。

しかし、逃げ込んだ先でも同じスタンスで挑めばまた給料泥棒と罵られる確率は上がると思った私がやったことが早起き。

これが本当に良かったのです。

早起きすると誰からの邪魔も入らない

始業時間が9時からだったので、私は7時には起きて職場の近くにあるファストフード店で朝食を食べつつ仕事の準備をすることにしました。

その日にやるべきタスクを洗い出し、どの時間帯に何をするのかを次々に決めていく。今までは行きあたりばったりで流されるままだったが、初めて主導権を握った瞬間だった。不思議なもので自分で決めたスケジュールだと何とかして達成しようと思えるもの。

もちろん完璧にこなせるなんてことはありません。

だから翌日は同じように朝食を食べながら復習。うまくいかなった理由を自分なりに考え、再挑戦。まるで模試を受けて自己採点をして次に備える受験生のように。

ファストフード店のスタッフは別に友達でもないから声をかけてこないし、うるさいSNSの類も寝静まっているから始業までの時間を本当に自分のためだけに使えました。

早起きすると頭がスッキリしていて最高に捗る

予習と復習だけなら別に仕事終わりでもいいと思いますが、仕事終わりはクタクタなのが現実。こんな状態で冷静に予習と復習ができる社会人はごくわずかです。

反面、朝の脳はスパコンかと思えるくらいの処理能力を発揮します。

私は小売店の店長だったのでセールを作ったり、アルバイトのシフトを作ったり、売上や利益の目標の計算や施策の立案などをしなければいけませんでした。日本のプレイングマネージャーはビジネスという最前線で成果を挙げなくてはいけないので大変なのです…。

早起きのパワーを実感するまでは残業して片付けていたが、朝のパワーを実感してからは残業という概念は吹き飛びました。

上司や同僚は私の覚醒ぶりに驚いていたが、スパコンを扱えるようになっていたのだから当然。

朝のパワーを知ってからは残業をしても投資効果は最悪なので翌朝に回すようになりました。サクサク進むので仕事を持ち帰る癖がある人にも早起きはおすすめ。

早起きしたら昼間に眠くなるんじゃないの問題について

昼寝は前向きな戦略的休息!

人より早く起きてタスクをバリバリ片付けると疲れて昼間に眠くなるのでないかと思うでしょう。

眠くなりますよ。

でも、早起きしなくても昼食の後は眠くなりますよね。だから「昼間というか日中に眠くなるから早起きはしないというのは言い訳!」と言って切り捨てるのは簡単ですが、それだとあまりにも淡白なので解決策をご紹介。

正しい昼寝をすれば一撃で昼間の眠気は撃退

よく言われていることですが、昼間に眠くなったら昼寝をしましょう。20分ほどの仮眠で午前中に酷使された脳は再起動されます。その効果の持続時間は約2〜3時間。

午後のタスクを片付けるには十分すぎるほどのリフレッシュ。

効果的な昼寝については下記の記事を御覧ください。

どうして!?昼寝をしたのに頭がスッキリしない!昼寝を成功させるために知らないと損する睡眠の2つの秘訣あなたも「昼寝が脳と体の機能を回復させる!」ということは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? しかし、ただ漠然と昼寝をして...

帰宅後は早起きに向けて睡眠の準備に投資

肝心なのは早く起きたら、早く寝ること

早起きできたから1日の可処分時間が増えた!などと勘違いしてはいけません。パフォーマンスが上がって定時で帰宅しているので可処分時間は増えているのですが、1日が24時間であることは変わらないからです。

睡眠の質と量のバランスが整うと無理に睡眠時間を削らなくとも趣味の時間などは確保できるので良い方向に人生が変わります。

ちなみに世間で言うところの「睡眠のゴールデンタイム」は幻想です。「睡眠のゴールデンタイム」が夜の10時から深夜2時と思いこんでいる方は次の記事をお読みください。

お肌のためには夜10時までに寝ないといけない!というのは実は単なる思い込みだって知ってましたか?「美しい肌のためには22時までに寝よう!」 いわゆる睡眠のゴールデンタイムが夜10時〜深夜2時と言われているから、この時間まで寝る...

人生は知識ゲーム。知っているか知っていないかが人生の質を大きく左右するのです。というわけで知らないと損する睡眠に関する記事も紹介しておきますので参考にしてください。

早起きしたいけど意思が弱くて無理だと感じる人への処方箋【宣言しよう】

周りも巻き込んじゃえ!

早起き、ダイエット、筋トレ、禁酒、資格勉強など全ての挑戦の前に立ちはだかるのは「意志力」でしょう。

多くの人は誰にもばれないように独りで目標達成のために行動しようとしますが、これがいけません。誰にも悟られることなく目標を次々と達成していくのは確かにクールですよね。ですが、この記事を読んでいるということは意志力に頼る限界を感じているからではないでしょうか。

解決策はシンプルです。

早起きをすると宣言しましょう。恥ずかしいかもしれませんが、宣言には効果があります。

「あの人は早起きするから飲み会には来ないよ。」という気を回してもらえますし、何よりも気が抜けなくなります。笑

「早起きは順調?」と質問されて「いやぁ、実は全然うまくいかないんですよ!」なんて死ぬほど恥ずかしいから頑張ります。

早起きこそ最強のチート【無理は厳禁】

朝という贈り物を使い倒そう!

起きたばかりの脳は整理整頓されて掃除されている美しい調理場のような状態です。前日には無理難題だと思っていたタスクもサクッと料理できるくらいのパフォーマンスを秘めているのです。

人生100年時代と言われるようになった今、脳と体について知っておかなければボロ雑巾のような余生を送ることになるかもしれません。

そんな悪夢のような結末を避ける秘訣の一つが早起きです。古今東西、早起きのメリットは語り継がれているのですから挑戦する価値は十分にあります。

とはいえ、極端に起床時間を早めるのは脳が拒絶します。まずは「いつもより5分だけ早起きして読書しよう」という程度から徐々に慣らしていきましょう。

新しい習慣を身につける時は小さく始めて大きく育てるのがポイントです。

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マタキ
ドラッグストアで働きながら、サイドFIREを目指してWebライティングをしているAGA(男性型脱毛症)男子。 ブログではサイドFIREを決意して2年以内に資産0から1000万を突破した経験・AGA治療に関するノウハウ・QOLや生産性を爆上げするライフハックについて公開しています。