「註す」
この漢字、何と読むかわかりますか?
音読みでは「ちゅう」「ちゅ」「しゅ」とも読む漢字ですが、
今回の「註す」は訓読みの問題です。
わからなかったあなたは、
下記の解説を参考にしてくださいね。
「註す」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「註す」の意味と用例を紹介します。
- ヒント1:意味「(字句の意味を)明確にする」
- ヒント2:用例「古代の壁画の内容を註す」
そろそろわかりましたか?
「註す」の読み方!正解は…?
「註す」の読み方、正解は……
「ときあかす」です!
「ときあかす」の意味は、「字句の意味を明確にすること」です。
「注す」の同音異義語は?
「註す」は、一般的には「解き明かす」と書きます。
この漢字との違いについても見ていきましょう。
- 解き明かす:問題を解き、その意味を明らかにすること
- 註す:字句の意味を明らかにすること
「註」は、「註解(チュウカイ)」「註記(チュウキ)」
「註釈(チュウシャク)」など文章や字句に対して使用する言葉です。
このように文字に関して表現するときは、
「解き明かす」ではなく「註す」と表記するわけです。
一方の「解き明かす」は、文字通り
「問題を解いて意味を明らかにする」という意味を持ちます。
このような違いについてもあわせて覚えておくと
いざというときに役立つかもしれません。
まとめ
「註す」は「ときあかす」と読み、
「字句の意味を明らかにする」という意味を持つ漢字です。
漢字検定準1級レベルの読み方ですので、
これを機に覚えておくと箔が付きますよ。