睡眠が不足してしまうと疲労感が抜けなくて、それによって目の疲れも残ってしまうと考える方がいると思われます。
実は逆のことも言えて、目の疲れが睡眠不足を招くこともあります。
今回は目の疲れが睡眠不足を招く理由や対策方法について解説します。
目の疲れが睡眠不足を招く理由
目の疲れが睡眠不足を招く直接的な理由としては、ブルーライトが挙げられます。
ディスプレイやスマホの画面から発せられるブルーライトの役割は、メラトニンという睡眠を抑制する作用のあるホルモンの分泌の抑制です。
つまり、ブルーライトの光を浴び続ければ睡眠の質が落ちてしまいます。
また、間接的な理由としては、自律神経のバランスの乱れが挙げられます。
画面を凝視しようとして姿勢が段々悪くなってしまい、首や肩のこり、血行不良を招き、自律神経のバランスの乱れが生じるようになります。
目の周りの筋肉が緊張状態になっている時は、交感神経のスイッチが入ったままになり、身体が緊張や興奮状態となってなかなか寝られません。
寝付けたとしても睡眠の質は悪くなってしまったり、やたら朝早くに目覚めてしまうといったことが起こり得ます。
目の疲れをとる方法は?
目の疲れをしっかりとって快眠する方法としては以下の3つの方法があります。
目の疲れをとって快眠する方法
1.就寝2時間前にはスマホやディスプレイを見ない
2.ヘッドスパで血行を促進させる
3.ブルーライトカットメガネを使う
最も効果的な方法は、就寝する2時間前にはスマホやディスプレイの画面をなるべく見ないことです。
ブルーライトを浴びないようにしたり、姿勢の悪い状態を作り出さないようにできます。
就寝前には紙の読書をすると、身体がリラックスしてブルーライトを浴びることもないので、ぐっすりと寝られるようになります。
また、ヘッドスパにいくことで血行の流れを良くすれば、目の疲れがだいぶ取れてきます。
他にも色んなリラックス効果に繋がるのでおすすめです。
スマホを使わないといけないとか、このご時世だからヘッドスパはいけないといった方は、ブルーライトカットメガネを使用してみるのも1つの手段です。
ブルーライトカットメガネを使えば、商品によっては50%くらいまでならブルーライトをカットできます。
目の疲れを気にせずスマホやディスプレイの画面を使っていきたい、あるいは使わざるを得ないような方は、一度購入して使ってみてください。
まとめ
スマホやディスプレイの画面を見る機会の多い時代となって、目の疲れによる睡眠不足も増えてきました。
目の緊張状態やブルーライトへの対策を講じて、質の良い睡眠をするように心掛けてみてください。