「鹿のしっぽの菜」。
イメージとしてはふさふさした草でしょうか。
音読みからくる当て字でもないようですし、これは見た感じが「鹿の尾に似ている」パターンしか考えられないんですが、どうでしょう。
外観が似ているかどうかはさておき、実はかなりイメージと違います・・・。
これはヒントを見るしかないですね。
「鹿尾菜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」3文字の海藻です。
ヒント② 「ワカメ」ではありません。
ヒント③ 給食だと「煮物」として出る事が多いです。
「鹿尾菜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひじき」です!
「ひじき」は、皆さんご存じ、黒くてつま楊枝のような、でも柔らかくて味も薄くてよく分からない、そんな感じの海藻です。
海藻としての「ひじき」は、長さは1m弱くらいまでの長さをもち、「海ブドウ」のように匍匐し糸状根になって岩に付着しています。
ワカメと同様、主枝からは葉と小枝が出ていていますが、ワカメほどゆらゆらしていないので、海中で見た時はすぐに区別がつくはずです。
「鹿尾菜」は単体での煮物が定番ですが、やはり味があまりなく、他の食べ物の引き立て役になることが多いんですが、何と「天ぷら」にして食べると結構いけるんです!
ぜひお試しあれ。