今日の難読漢字は
「雪洞」
「目高」
「吃驚」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「雪洞」!
これは正解が分かると「へぇー」と思わず声が出ちゃう、そんな雑学もありますよ!
漢字を別々にみてみると、「雪の洞窟」となりますよね。
これはずばり「かまくら」のことだと思われますので、やっぱり読み方も「かまくら」なのでしょうか?
さあ、この予想が当たっているのかいないのか、ヒントを見ながら正解に辿りついてください!
「雪洞」の読み方のヒントはコレ!
これは「ひな人形」のセットには必須の道具です!
横文字にすると「ライトスタンド」です。
「雪洞」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぼんぼり」です!
えー!「かまくら」じゃないの?と思った方、多いはずです。
この「ぼんぼり」とは、ひな人形の「お内裏様とお雛様」の後ろに必ず置いてあるあの「ぼんぼり」のことです。
和紙で作った火袋を通して、ゆらゆら柔らかい間接的な明かりが心地良い、照明道具ですが、雪の中で作った「かまくら」の中で火を灯したときの様子が、これに似ていたことから「雪洞」という当て字がつけられたそうです。
次からひな人形を見る時は、後ろにある「雪洞」の背景に雪景色を感じてみるのも風流がありますね!
次の難読漢字は「目高」!
「目高」という漢字は、どちらも簡単で小学校低学年で習うものです。
意味から考えると、「目が高い」というシンプルなものですので、キリンや馬などのように首や背丈が高い動物のような感じもしますね。
はたまた、この「高い」は高額とか高級とかの意味合いであるとするならば、目がキラキラした綺麗な魚のようなものでしょうか?
意味から探るといろいろ予想できますが、今回はもっと単純です!
今回はサービス問題。ヒント無しに正解してみましょう!
「目高」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
ずばり魚類です。
「目高」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「メダカ」です!
「メダカ」といえば、家でも簡単に飼育することができるので子どもの頃に飼っていた方も多いことでしょう。
この「メダカ」は、特定の魚を指すというよりも、分類上は「淡水魚の総称」として使われていることから、その種類は500種にも上ります。
そんな「メダカ」は、漢字の音からくる当て字ではなく、身体に対して大きな目が頭部から飛び出しているので「目高」と名づけられました。
昔は、近所の川原にいけば泳いでいる姿を見ることができましたが、残念ながら現代では自然の川で泳いでいる姿を見つけることは難しい環境になってしまいました。
また「目高」が戻ってこられる環境にしたいものですね!
最後の難読漢字は「吃驚」!
1文字目の「吃」は、「きつ音」などの「きつ」、「どもる」などと読む漢字です。
つまりは、言葉に詰まってしまう様を表す漢字です。
2文字目はストレートに「おどろく」。
ここから「声が出せないほど驚く」様子が表現されていることが分かりますが、では何と読む?と言われれば、それこそ答えに詰まってしまいますね・・・。
このイメージを大切に、正解を考えていきましょう!
「吃驚」の読み方のヒントはコレ!
まさに「わっとおどろく」様子を表した言葉です。
「!」の記号の名前にもあります。
「吃驚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「びっくり」です!
「びっくり」は驚かされたり、突然の出来事が目の前で起こったりした際には、つい口から出てしまう言葉ですね。
意味としてもそのまま、「突然のことや意外なことに一瞬おどろくさま」で、国語的にいうならば副詞になります。
今回は、ずばりそのまま漢字の意味でしたね。
こんなにシンプルに意味がそのまま当て字になるなんて、私も「吃驚」です。