今日の難読漢字は
「濯ぐ」
「注ぐ」
「雪ぐ」
の3つです。
この3つの漢字は、同じ読み方をしますが意味が違ってきますので
意味と共にご紹介していきます。
さあ、何と読むでしょうか?
目次
まず最初の難読漢字は「濯ぐ」!
まず「濯ぐ」の読み方は3つあります。
読み方すべてが、汚れを落とすという意味です。
他の2つの読み方は「すすぐ」と「ゆすぐ」です。
口をすすぐ、口をゆすぐなどと言いますよね。
では、もうひとつの読み方はわかりますか?
「濯ぐ」の読み方のヒントはコレ!
濯ぐのもうひとつの読み方の意味は、
不名誉や汚名が付いてしまっても、頑張って名誉や功績で挽回するという意味です。
「汚名を濯ぐ」「不名誉を濯ぐ」などと使います。
ひらがなにすると「〇〇ぐ」です。
さあ、もうわかりましたか?
「濯ぐ」の読み方、正解は・・・
正解は、「そそぐ」です!
よく使うのは、「恥を濯ぐ」と言います。
汚名返上ですね!
人生で失敗したとしても、頑張れば人の見方が変わってくるのです。
常にクリーンでなくとも、濯いでいけばいいんですよ!
次の難読漢字は「注ぐ」!
「注ぐ」の読み方はふたつあり、
ひとつは(つぐ)です。
飲み物を注ぐ、ご飯を注ぐなどの(つぐ)で、
方言ではなく標準語です!
そのため、「お酒をつぐ」も注ぐと書きます。
では、もうひとつの読み方はわかりますか?
「注ぐ」の読み方のヒントはコレ!
何かが流れて行く様子や、向かっている様子を表せています。
ひらがなにすると「〇〇ぐ」です
もっとヒントを言えば「太陽が降り注ぐ」です。
もうわかりましたか?
「注ぐ」の読み方の正解は・・・・?
すでに知っているとは思いますが、
正解は、「そそぐ」です!
「太陽が降り注ぐ」
「子供に愛情を注ぐ」
など、どちらかといえば、一方的に流れて行ったり向かっていく様子を表せています。
注がれている方はどう思っているかわかりませんが、
注いでいる方はなんだか幸せですよね。
最後の難読漢字は「雪ぐ」!
「雪ぐ」は、(すすぐ)とも読みます。
恥を取り消し、名誉を回復するという意味です。
よく聞く言葉で言えば「汚名を返上する」です。
濯ぐの意味合いとよく似ていますね。
「雪ぐ」の読み方のヒントはコレ!
恥や不名誉を挽回するために新たなる名誉を得ること。
それによって恥や不名誉を消し去ることを指しています。
こちらは「汚名を雪ぐ」と使います。
そのまま読んだら(ゆきぐ)になりますが、もちろん(ゆきぐ)ではありません。
「雪ぐ」の読み方の正解は・・・・?
もう知っていると思いますが、
正解は、「そそぐ」です!
3つすべての漢字はそれぞれ、
「濯ぐ」=そそぐ・ゆすぐ
「注ぐ」=そそぐ・つぐ
「雪ぐ」=そそぐ・すすぐ
となります。
覚えておきましょう。