今日の難読漢字は
「更迭」
「長万部」
「跪く」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「更迭」!
「更迭」という言葉は、よくニュース番組などで出てくる言葉です。
読み方はもちろん、正しくその意味を理解している人はどのくらいいるでしょうか?
漢字としても言葉としても日常的に使われるものであるため、読めないと少し恥ずかしい思いをしてしまうかも。
ニュース番組から聞こえてくる単語が漢字でイメージできるよう、今回も難読漢字についてしっかり身に着けていきましょう!
「更迭」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
いわゆる「クビ」に近い意味です。
「更迭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こうてつ」です!
「更迭」とは、政府や企業で重要なポストについている人をそのポストからおろして、新しい後任者を就けることをいいます。
そのため、事実上の「クビ」に近いものがありますが、次の新任者がいるという点で「クビ」とは若干異なります。
また、「辞職」は自分の意思で辞めることを表しているのに対し、「更迭」は自分より上位の者から命令されるという点でも特徴があります。
本来の「更迭」の意味は、単純に「役職を交代する」に留まるものであるため、そこまでネガティブなものではないんですが、最近のニュースから聞こえてくる範囲だとネガティブなイメージそのものなのが残念でなりません・・・。
次の難読漢字は「長万部」!
今回の難読漢字は「長万部」です!
この漢字を初めて見る人もいるでしょうし、毎日のように目にしている人もいるなど、その知名度に幅がある言葉だと思います。
音読みや訓読みを組み合わせて、単純に「ちょうまんぶ」や「ながまんぶ」、「おさまべ」などと読めそうですが、正解の読み方はかなり想像の上をいっています!
知っている人なら当たり前、この漢字を見たことがない人は絶対に読めない「長万部」、あなたはどっち??
「長万部」の読み方のヒントはコレ!
これは北海道にある地域の名前です。
「長」の読み方が独特です。
「長万部」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おしゃまんべ」です!
「長万部」は、北海道の南西部にある、渡島半島東岸あたりの地名のことです。地図で言うと、北海道の南端にあるイルカの尻尾のような形をしたあたりですね。
函館本線と室蘭本線が分岐するところにある、北海道南西部における交通の要地でもあります。
北海道は変わった読み方をする地名が多いですが、「長万部」もその一つ。諸説ありますが、アイヌ語で「ヒラメが取れる場所」や「川が横に流れている場所」というような意味があるそうです。
魚介類やじゃがいもをはじめとした野菜がたくさん獲れる北海道。
なんだか、味噌ラーメンが食べたくなってきましたね・・・。
最後の難読漢字は「跪く」!
普段、目にしているつもりでも読めない漢字ってありますよね?
今回の「跪く」はまさにそんな漢字の一つといえそうです。
送り仮名の「く」がついたもので、それっぽい読み方をするのは「つまづく」や「もろく」がありますが、どうでしょうか?
危険の「危」に似た字でもあるので、「もろく」が正解??
「跪く」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇く」の5文字です。
これは「つまづく」ではありません。
「跪く」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひざまずく」です!
「跪く」という言葉の意味は、「地面や床などに膝をついて身をかがめる」ことです。
同じ「膝をついて身体をかがめる土下座」とは違い、「ひざまずく」は敬意を表す動作に対して使われることが多い言葉です。
騎士が一国の王や王女に対して謁見する際の動作や、神々を前にした民衆の動作などが「跪く」にあたりますが、「強大な力に屈して跪く」ように不本意ながらも相手を敬う動作のときも使われます。
でも、「足が危険」と書くほどすごい姿勢なのかは疑問が残るところですね。