漢字読み講座

「枇杷」の読み方を知っていますか?「ヒへ」でも「ヘハ」でもありません

「枇杷」という字の読み方はご存知でしょうか?

ヒヘ…?それとも、ヘハ…?

気持ちはわかりますが、不正解です。

さて、あなたには読むことができますか?

「枇杷」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
  2. 植物の名前です
  3. オレンジ色の美味しい実を付けます

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「枇杷」の読み方!正解は…!?

正解は「ビワ」です!

「枇杷(ビワ)」はバラ科の植物で、高さは約10メートルになります。

夏になると実がオレンジ色に熟して、スーパーなどにも並びますね。

ところで、果物のビワは、楽器の「琵琶(びわ)」に形がそっくりだと思いませんか?

ビワの木には楽器の「琵琶(びわ)」にそっくりな形の実がなるため、5~6世紀頃に

中国でビワと呼ばれるようになったということです。

先にビワの木の名前があって、後で楽器の名前が付けられたのではなく、先に楽器の名前があったとは意外ですね。

ちなみに日本でビワの実が食されるようになったのは江戸時代の後期。

当時のビワの実は球形で、現在のように卵型のものは江戸時代の末期に中国から入ってきました。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!