「狡い」・・・何となく、文字だけ見るとあまり良い印象のない言葉な気がしませんか?
ずばり、正解です!
「狡」の付く言葉はたくさんありますよね。
「狡猾(こうかつ)」は、あくどいこと。
「狡計(こうけい)」は、悪賢いはかりごと。
「狡知(こうち)」は、ずる賢い知恵のこと。
でも、「狡い」は「こうい」とは読みません。
普段からたくさん使う言葉ですよ。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「狡い」の読み方のヒントは・・・?
「狡い」の読み方は2種類あります。
「狡い」の類義語は、「あくどい」「ケチ」です。
「狡い」の対義語は、「誠実」「気前」です。
「狡い」の読み方の答えは・・・?
「狡い」の読み方は、「ずるい」「こすい」でした!
「狡い(ずるい)」とは、自分が有利になるように要領よく振る舞うこと。
批判・避難に使う言葉ですが、現在では「うらやましい」という気持ちを込めて使うこともあります。
「勉強全然してないのに100点なんて、ずるい!」「自分だけ手柄取って、ずるい」みたいに、相手の要領の良さをうらやんで使うこと、ありますよね。
「狡い(こすい)」と読む場合は、金品を惜しむ意味に使われることがあります。
いわゆる「ケチ」ですね・・・。
「ずるい」も「こすい」も陰で言われたくない言葉!気を付けましょう。