漢字読み講座

【今日の難読漢字】「予め」「著す」「疾病」。「予め」は「よめ」じゃないですよ!!

今日の難読漢字は

「予め」

「著す」

「疾病」

の3つです。

 

さあ、何と読む?

 

まず最初の難読漢字は「予め」!

料理上手なうちの「嫁」が飯作って待ってるから・・・。今日はごめん!

 

男性なら誰もが一度は言ってみたい、飲み会を断るときのセリフですねwww

 

今回の漢字は「予め」です。

 

そのまま読めば「よめ」ですが、「嫁」でも「読め」でもありません・・・。

 

予言、予算、予定・・・

 

全て思いつくのは「よ」という読み方ですが、「読め」ないと恥ずかしいですよ!

 

予め」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇め」の5文字です。

「事前に」と似た意味の言葉です。

 

予め」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「あらかじめ」です!

 

「予め」とは、「事前に」とか「物事が始まる前に」といった意味のある言葉ですね。

 

よく考えてみれば、「予」がつく言葉は「予言」、「予算」、「予定」など、全てに共通しているのは何かが起こる前だったり、今後のことを想定して行うものです。

 

なるほど。

 

できるお嫁さんが、旦那さんのフォローをしたり内助の功と呼ばれるのは、「お予め」さんだからなんですね!

 

次の難読漢字は「著す」!

小学校で習う「著」という漢字。

 

辞書を調べてみると、「書きあらわす」「著作」「著述」 「目立つ」「あきらか」などの意味を持つことが分かります。

 

でも、言葉としては「ちょ」が一般的な読み方で、訓読みで読むにしても「著しい(いちじるしい)」ですよね。

 

・・・「いちじるす」でもないし、送り仮名一文字の「す」がつくと何と読むか分かりますか?

 

著す」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇す」の4文字です。

意味の「書きあらわす」がヒントです。

 

著す」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「あらわす」です!

 

「著す」とは、意味のとおり「書きあらわす」のことであり、「書物や文章を書いて出版する」ということです。

 

「出版する」ということを「あらわす」という風に、一般的には「表し」ませんが、ライターさんの作品だと「著す」という表現を使います。

 

そのため、「著書」や「著者」は「あらわした書物」や「あらわした人」という意味を持ち、言われてみれば納得の漢字です。

 

最後の難読漢字は「疾病」!

病院関係者や薬局に勤めている人なら「疾病」という言葉は聞き慣れていると思いますが、

普通に生活している人にとっては意外に読めません・・・

 

そのまま「しつびょう」と読んでしまいがちですが、これは間違いです。

 

今回のキーポイントは「病」という漢字をどう読むか?ですが、辞典では「やむ」「びょう」「へい」などが説明されています。

 

ということは、「しつへい」が正解??

 

疾病」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇」の4文字です。

「病」の部分は「へい」とは読みません。

 

疾病」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「しっぺい」です!

 

「疾病」とは、 「病気や疾患」のことです。

もともと、「疾」という字は「苦しんだり悩んだりすること」を表しており、「病」と組み合わさることによってより具体的な言葉となっています。

 

生命保険をかけている人やテレビなどの健康番組では「三大疾病」という言葉が度々でてきますね!

 

ここでいう三大疾病とは、ガン、脳卒中、心疾患が当てはまりますが、どれも現代人にとっては避けることのできない「病」です。

 

いつか人類が病気を完璧に克服して、「疾病」に「しっぺ」してやりましょう!