「享ける」と書いてなんて読むかわかりますか?
「享年」、「享保」の「享」なので、(きょうける)ではありません。
「享」(たかし)とも読むので、(たかしける)でもないです。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「享ける」の読み方のヒントは?
「享年」(きょうねん)とは「この世に天から授かった生を全うし、亡くなるまでの年数」を表します。
「享受」とは「恩恵を自分のものとして楽しむこと」です。
この二つに共通する動詞は何でしょう?
さあ、正解まであと一歩です!
「享ける」の読み方、正解は……
正解は……
「うける」
です!
といっても、笑うほうの「ウケる」ではありませんよ。
「天より生を享ける」というような場合に使います。
日本では仏教の教えが根付いているため、この世に生命として誕生するときは、ご先祖様の存在があり、ご先祖様からの生命存続のおかげで、「生を享けることができた」というふうに考えられてきました。
家の仏壇に手を合わせたり、お墓参りをする習慣は今でも続いていて、ご先祖様をお参りし、ご先祖様に守ってもらっていることに感謝している人も多いはず。
たくさんの命が繋がって、今の自分がいるということに感謝しながら生きていきたいですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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