今日の難読漢字を発表します!
「仏座」
「仮寝」
「伏翼」
以上の3問です!
さあ、全部読むことができますか?
目次
1つ目は「仏座」
「仏座」は植物の名前です。
「仏座」(ぶつざ)と読んで、「仏像彫刻を安置させるための台座」という意味もあります。
しかし、今回は、(ぶつざ)以外の読み方を考えてみてください。
「仏座」の読み方のヒントは?
葉っぱの形が仏様の台座に似ていることから名づけられました。
子供のころに蜜を飲んだこともある人もいるのではないでしょうか。
ちなみに、春の七草のひとつだと思っている人もいるかもしれませんが、実は、春の七草は「コオニタビラコ」というキク科の別の植物です。
さあ、何と読むかわかったのではないでしょうか。
「仏座」の読み方、正解は……
正解は……
「ホトケノザ」
でした!
そのまま、素直に読むと正解できた方も多いのではないでしょうか。
仏座は春が開花時期ではありますが、日当たりのよい場所だと通年花を咲かせることができます。
また、どんな場所にも花を咲かせることができる雑草です。
「雑草魂」ともいう言葉もありますが、雑草のようにたくましく、しなやかに生きていくことを目指してみるのもいいのではないでしょうか。
コンクリートからでも花を咲かせることができる強さを持ちたいものです。
2つ目は「仮寝」
「仮寝」と書いてなんて読むかわかりますか?
仮に寝ることだから、(かみん)と思った人は惜しい!
(かみん)は「仮眠」と書きます。
ひらがなで、4文字で表してみてください。
「仮寝」の読み方のヒントは?
「仮寝」(かりね)とも読みますが、(かりね)の場合の意味は
「一時的に短時間眠ること」
を意味します。
「仮眠」(かみん)と同じ意味ですね!
ここでの意味は
「寝ようとする意思はないままに、うとうとと眠ること」
です。
「転寝」とも書きます。
英語で表すと
「nap」
です!
何と読むかわかりましたか?
「仮寝」の読み方、正解は……
正解は……
「うたたね」
です!
もともとは、「現寝」(うつつね)からきているようです。
「現」(うつつ)には、現実、実在、正気といった意味もありますが、【夢心地】といった意味もあります。
うとうとして、夢か現実かわからないところから「眠っているのか起きているのかわからない仮の状態で寝ている」=「仮寝」(うたたね)となったようです。
あったかい日に「仮寝」すると、幸せな気分に包まれます。
そういう日はもう起きたくない…。
ずっと夢心地のままで過ごしたいですね!
3つ目は「伏翼」
「伏翼」そのまま読むと(ふくよく)ですが、別の読み方があります。
生き物の名前です!
「翼」を「伏せている」でイメージしてみてください。
「伏せている」とは下のほうに向けるとか、うつむかせる、といった意味があります。
さあ、何と読むのでしょうか?
「伏翼」の読み方のヒントは?
ヒント①:ひらがな4文字です。「〇〇〇〇」
ヒント②:哺乳類です。
ヒント③:翼を持っています。
アメリカに、この生き物をモチーフにしたスーパーヒーローがいます。
宿敵の名はジョーカー。
さあ、もう分かりましたよね?
「伏寝」の読み方、正解は……
正解は……
「こうもり」
です!
皆さんは「伏翼」にどんなイメージを持っていますか?
あまり、いいイメージを持っていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、中国では縁起のいい生き物と言われています。
「蝙蝠」(こうもり)とも書きますが、この漢字が中国で福が寄ってくるという意味の「偏福」と発音がよく似ているからです。
日本でも、こうもりが「幸守り」や「幸盛り」という当て字をあてて縁起がいいとされる場合もあります。
「伏翼」に幸せを運んできてもらえるといいですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!