難読漢字クイズに挑戦です。
今回の問題は…
「庶幾う」です!
早速ヒントを見てみましょう。
「庶幾う」の読み方のヒントは?
1.「庶幾う」の読みは、ひらがな5文字になります。
2.「庶幾う」の意味は、非常に強く希望する、または切望することです。
3.『予は切にその偶然ならん事を庶幾ふ。されど』芥川龍之介「開化の殺人」より引用
正解は…
正解は「こいねがう」でした。
「庶幾う(こいねがう)」とは、一途に心から望むことです。
古風な言葉なので、日常生活で使う機会は少ないかも知れません。
古典文学では、「こいねがわくば」という言い回しをよく見かけます。
「こいねがわくば」は、「どうか」「なにとぞ」という意味です。
「庶」と「幾」
「庶幾う」は、それぞれの漢字1文字でも「こいねがう」と読みます。
つまり、「庶う」も「幾う」も同じ読みと意味を表しているんですね!
この2つを合わせると、「庶幾(しょき・そき)」という言葉になります。
「庶幾」もやはり、「こいねがう」と同じ意味です。
その他の「こいねがう」
ちなみに、「こいねがう」と読む漢字は他にもあります。
例:「乞い願う」「請い願う」「希う」「冀う」
日本には昔から、何かを一途に望む人が多かったのでしょうか?