今日の難読漢字は
「寛ぐ」
「続柄」
「焼べる」
「双六」
「肘」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「寛ぐ」
「寛ぐ」の読み方をご存知でしょうか?
「寛大(かんだい)」の「寛」だから「かんぐ」?
では、もちろんありません。
読めそうで読めない方が多いかも…
さて、何と読むかわかりますか?
「寛ぐ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇ぐ」の4文字になります
- 心身をゆっくりと休めるといった意味
- 「足をくずしてお寛ぎください」というように使います
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「寛ぐ」の読み方!正解は!?
正解は「くつろぐ」です!
「寛」という字は「心がひろい」「ゆとりがある」「のんびりする」などの意味を持ちます。
「寛ぐ」と書いて「くつろぐ」と読むのも、意味から推測すると納得ですね。
使い方の例としては、
- お正月は実家でゆっくりと寛ぎたい
- ソファで寛ぎながら雑誌を読む
- 温泉で寛ぎのひとときを過ごす
- ネクタイをゆるめて寛ぐ
などがあります。
いずれも、煩わしさや緊張から解放されて、ゆったりと羽を伸ばすといったイメージです。
「寛ぐ」の類語には、リラックス、憩う、のんびりする、安らう、などがあります。
どれも似た雰囲気の言葉ですが、場面に応じて的確に使えると良いですね。
2つ目の漢字は「続柄」
「続柄」の正しい読み方をご存知でしょうか?
「ぞくがら」と読んでいる方が多いのですが、実は「ぞくがら」と読むのは慣用読みといって、多くの方がそう読むため、認められるようになった読み方です。
それでは「続柄」の本来の読み方は?
「続柄」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字になります
- 意味は、婚姻関係や血縁関係などの親族を表します
- 「続」を訓読みにすると?
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「続柄」の読み方!正解は!?
正解は「つづきがら」です!
なんと「続柄」という熟語は、約90%の人が「ぞくがら」と読んでいるそうです!
ヒントに「訓読み」と書きましたが「つづき」と読むには通常は「続き」のように、送り仮名が必要ですよね。
ほとんどの人が「ぞくがら」と読むのも無理はないかと…
そこで「ぞくがら」という読み方も慣用句として認められているのでしょう。
にもかかわらず「続柄(つづきがら)」と正しく読めた方は、素晴らしいです!
3つ目の漢字は「焼べる」
「焼べる」の読み方をご存知でしょうか?
「やきべる」でも「しょうべる」でもありませんよ。
では、それ以外の読み方は…?
「焼べる」の読み方のヒントはこちら
- 火を起こす時に使う言葉です
- 燃やすために火の中へ入れること
- 「焚べる」と書くことも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね
「焼べる」の読み方!正解は!?
正解は「くべる」です!
焚火や暖炉、かまどなどに薪を入れて火をおこす時に使う言葉ですね。
しかし、現代ではガスや電気で火を点けることがほとんどなので「くべる」という言葉を耳にするのは、キャンプに行った時か、小説やドラマの中の世界くらいになりました。
「焚べる」と書いて「くべる」と読む場合もよくありますが、どうやらこちらは当て字のようで、辞書に出て来るのは「焼(く)べる」の方です。
キャンプなどで、薪をくべて炊いたご飯の美味しさは格別ですね。
昭和の時代は、広場などで落ち葉を集めて焚火をする際に焼き芋を焼くこともありましたが、今ではそれも難しくなりました。
4つ目の漢字は「双六」
双方(そうほう)の「双」が「六」と書いて「双六」。
この漢字は、比較的わかりやすいかもしれません。
さて、なんと読むでしょうか?
「双六」読み方のヒントは?
・お正月に家族や親せきとよく行う遊びです。
・勝ち負けを競うゲームです。
・進化したものは、桃鉄……ってヒントを言いすぎですか?
ちなみに、六はそのまま(ろく)と読みます。
さあ、なんと読むかわかりましたか?
「双六」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すごろく」
です!
昔行われていた双六は、サイコロを2つ使って行われていたため、
いかに「双方のサイコロで多い数字を出すか」が勝負の分かれ目になっていたそうです。
双方が6の目が出ると最高の目になることから
「双六」という名前になったと言われています。
サイコロを振って進むだけの物なのですが、ついつい熱くなってしまうゲームです。
最近ではまたボードゲームが流行っているので、大人の頭を悩ませるような進化した双六がたくさん出ています。
そこまでではなくとも、久しぶりに昭和レトロな人生ゲームででも、熱くなってみませんか?
5つ目の漢字は「肘」
左側に「月」という漢字がくれば、体に関する漢字になります。
では、「肘」と書いて何と読むでしょう?
この漢字は結構簡単に読めてしまうかもしれません。
さあ、なんと読むでしょうか?
「肘」読み方のヒントは?
肘をつくとあまりいいイメージはありません。
特にご飯を食べる時には、注意されてしまうでしょう。
そしてものさしが無かった時代には、この部分を基準に寸法を測っていたのだと思われます。
正確にいうと、肘から手首や手の先まででざっくりと長さを図ったりします。
また、肘は顔や足の大きさは同じという事でも知られています。
ちょっとヒントを出し過ぎましたかね?
さあ、もうなんと読むか分かりましたか?
「肘」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひじ」
です!
肘から手首までの長さは、足の大きさと同じとか、顔の大きさと同じだといわれています。
自分の肘から手首、手の先までのサイズを覚えておくと、ちょっとだけ生活が便利になりますよ!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!