漢字読み講座

「鈍間」って何て読むか分かりますか?「どんま」でも「どんかん」でもありません!

「鈍間」って、「どんかん」や「どんま」としか読めない!と思う方が多いのではないでしょうか?

「どんかん」で正解のような気もしますが、「鈍感」と書きますよね・・・

さて、なんて読むのでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

「鈍間」の読み方のヒントは・・・?

漢字の「鈍」の意味は次の通り。

  1. 刃物の切れ味が悪い
  2. 感覚や動作がにぶい
  3. にぶくなる、にぶる
  4. 進行が遅い
  5. 角度が緩い

この中でも、「鈍間」は、「にぶい・おそい」という意味が当てはまります。

また、タイミングの事を「間(ま)」と言って、「間が悪い」なんて言いますよね。

間がにぶい・おそい」ような人の事を何と呼ぶでしょうか?

言われて嬉しい言葉ではありません・・・

それが「鈍間」の読み方の答えです!

「鈍間」の読み方の答えは・・・

正解は、「のろま」でした!

「鈍間(のろま)」と言われてうれしい人はいないですよね・・・

「鈍間(のろま)」というと、動作がゆっくりな人をイメージするかと思いますが、それ以外にも下のような意味があります。

  1. 愚かに、軽率に行動する
  2. 知性が通常より劣る
  3. 素早く動かない様
  4. 理解するのに時間がかかる
  5. 分別に欠ける

どれもいい意味には使われないですよね・・・

ちなみに「鈍間」と同じ意味で使われる言葉の1つに「ひょうろくだま」があります。

ユニークな響きですよね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!