今日の難読漢字は
「杜若」
「葡萄」
「熨斗」
「硯」
「炬燵」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「杜若」
漢字2文字からなる「杜若」ですが、よく見ると1文字目は「社」ではないことに気が付きます。
一瞬、「社」に見えてしまうので、「しゃ〇〇」と読んでしまいそうですが、「杜」は「木へん」ですので「しゃ」とは読みません。
実はこの「杜」とは、「森」とか「林」といった「木」を表す漢字なんですが、それに「若」が組み合わさると一体何になるんでしょうか??
「杜若」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 「木」というより「花」です。
ヒント③ きれいな紫色や青色の花を咲かせます。
「杜若」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かきつばた」です!
「杜若」とは、 アヤメ属の植物で江戸時代にはすでに多くの品種が成立しており、鑑賞用として親しまれてきました。
一時期、花菖蒲にその地位を譲っていましたが、近年になって再び鑑賞用として品種改良が進められていますね。
主に湿地に生息しており、ロシア圏からアジア圏まで幅広い地域でその姿を見る事ができます。
伊勢物語で在原業平が「杜若」の歌を詠ったことから、その場所とされている愛知県では県花としているなど、現代でもその綺麗な花を見る事ができる花です。
2つ目の漢字は「葡萄」
この漢字は、子どもから大人まで誰もが知っていて、大好きなアレです。
ということでかなりのサービス問題となっていますが、実は「葡萄」と漢字で表記されているのを目にするのは意外に少なかったりします。
一部の食べ物やゼリーなどのパッケージに書いてあることもありますが、一般的には平仮名やカタカナで表記されることが多いイメージです。
さあ、この誰もが好きな「葡萄」、あなたは読めますか??
「葡萄」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ そのまま食べても良し、ジュースにしても良し。
ヒント③ 大人向けには、お酒もどうぞ。
「葡萄」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぶどう」です!
意外に「葡萄」という漢字は普段見かけませんが、よく見るとどちらも難しい漢字をしてますね・・・。
「ぶどう」といえば、そのまま果実を楽しむのも良し、子どもが大好きなジュースにしても良し、大人向けのワインやシャンパンにしても良しの、最強の果物といっていいでしょう。
品種によって、果実の色が紫色だったり黄緑色、種の有る無し、皮が柔らかいもの硬いもの、本当に様々なものが出回っていますよね!
個人的に最高なのは、巨峰をツマミにシャンパンを飲むことなんですが・・・、誰か分かる人いますか!?
3つ目の漢字は「熨斗」
「熨斗」という漢字、思い返せば日常生活で度々目にしているハズ・・・。
でも見たことあるような、ないような、踏ん切りがつかない感じがプンプンしますが、デパートで働いている人や文房具屋さんで働いている人にとってはサービス問題といえるでしょう。
ちなみに、1文字目の「熨」は漢字検定1級の難しい字で、「おさえて伸ばす」といった
意味があります。
なんだか、ますます分からなくなってしまいましたが、おめでたい席には必ず登場していますので、思い出してみてください!
「熨斗」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 白い紙でくるみます。
ヒント➁ デパートのサービスカウンターなどで包んでもらいましょう。
ヒント③ 大切な人に贈るときに付けるものです。
「熨斗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「のし」です!
「熨斗」とは、大切な人に贈り物をするときに、デパートなどで飾りの模様がついた白い紙で包んでもらう紙のことです。
本来、「熨斗」というものは「あわびを薄くのして干したもの」を言い、生ものの象徴でした。
この生ものを、「包装の上から右上あたりに貼る」ことで「生ものを添えました」という意思表示として使われるようになったのが始まりだそうです。
でも、実際にあわびが包装用紙に付いていたらびっくりしちゃいますね!
4つ目の漢字は「硯」
「石へん」に「見る」と書くこの「硯」、成り立ちはシンプルな漢字ですが、普通に生活していてあまり見かけない漢字ですね。
「石が見る」または「石の上から見る」と捉えてもなかなかピンと来ませんが、この「硯」は小学生もよく使うものなんです!
あ、でも小学生が使うものは「石」とは関係ないですよ!
「硯」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 小学生が使うものはプラスチック製のものがほとんどです。
ヒント③ 書道をする上で必需品です。
「硯」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「すずり」です!
「硯」とは、書道をするときに墨汁を溜めておく入れ物のことです。
現在でも、小学校で習字を授業でしますので、誰もが「硯」を使ったことがあるはず。
でも、現代の「硯」はプラスチック製のものが多く、書道を嗜む人であっても陶器のものはあってもなかなか本物の石を削り出して作った「硯」を使う人はあまりいませんね。
昔は、「硯」といえば字の成り立ちが示すように、「石を削って作ったもの」がメジャーだったようですが、なんだか雰囲気があって格好いいですね!
5つ目の漢字は「炬燵」
突然ですが、漢字ってずーっと見てると変な感じがしてくるのは私だけでしょうか?
見慣れた漢字でさえ不思議な感じになりますが、今回の漢字なんか2文字とも「火へん」だし、2文字目に至っては右側が「達」と微妙に違っていたり・・・。
右側の部分だけで読むと「きょだつ」とか「きょたち」なんて読めてしまいますが、これはもちろん違います。
強いてヒントを言うなら「火へん=熱いor暖かい」です!
「炬燵」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 冬になったらぜひ出してきて使いたいものです。
ヒント③ この中には飼い猫が入ってきて、上にはミカンが定番です!
「炬燵」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こたつ」です!
「炬燵」といえば、日本人のソウルグッズと言っても過言はないですね!
暖房器具の一種で、床や畳の上に置いてあるテーブルや机に布団ような暖かい布を被せたものです。もちろん、中を温めるために電熱ストーブのような小さな熱源が仕込まれています。
昔はこれが木炭や練炭を七輪のような容器に入れて使っていたようですが、一歩間違えれば火事や火傷の恐れがあるという、なんとも諸刃の剣のような家具だったそうですよ!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!