今日の難読漢字は
「私か」
「番い」
「粧す」
「拐す」
「擬き」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「私か」
お笑い芸人さんの一発ギャグのような今回の難読漢字。
お題はズバリ「私か」!ですwww
びっくりマークをつけると尚のこと突っ込みに聞こえますが、そのまま読めば「わたしか」になります。
でも、さすがにそれは無いですよね・・・。
これが読める人はかなり少ないと思いますが、読める人はいるもんですねぇ。
それは・・・
「私か」!
「私か」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇か」の3文字です。
ヒント② 内緒にするときに使います。
ヒント③ 最初の文字は「ひ」です。
「私か」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひそか」です!
「私か」とは、「秘か」と表記するのが一般的な、「内緒にする」や「秘め事」のことを表す言葉です。
「ひっそりと物事を行う」ことから、「プライベート=私」という流れはなんとなく納得できますね!
「プライベート」ということに注目して、「秘密にすること」から転じて「公のものを私物化する」ということにも使われるようになりました。
芸人さんの一発ギャグを片っ端から「自分のものにする」のは、「私か」!
2つ目の漢字は「番い」
「番」という漢字は、「番号」や「当番」、「番人」といった単語でもお馴染みの常用漢字の一つです。
「交代で何かを行うこと」や「順序を決める」という意味がある漢字ですが、「番」という字に送り仮名がつくと一体何と読むのでしょうか?
読めそうで読めない、今回の「番い」という字ですが、ヒントとなるのはズバリ「当番」です!
「当番」が一人とは限りませんから、「あの人と私」の二人の組み合わせかも??
「番い」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇い」の3文字です。
ヒント② 「2人」や「2つ」という意味です。
ヒント③ 扉の金具といえば?
「番い」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つがい」です!
「番い」とは、扉の金具である「蝶番い」でもお馴染み、「対になるもの」や「2つのものが一つになること」を表した言葉です。
自然界においても、昆虫や動物のオスとメスのことを「番い」なんて呼んだりしますが、
切っても切り離せない夫婦のような関係のことを表します。
なんだか、新しいテレビ番組のタイトルで「番いさん、いらっしゃい!」なんて出てきそうですね!
3つ目の漢字は「粧す」
女性にとっては「化粧」は切っても切り離せない、古代から続く嗜みの一つ。
メイク道具も日々進化していて、毎年のように新作が出て話題になっていますよね!
素顔よりも美しく、誰にも負けない美を追求するため、世の女性にとっては「化粧」のスキルを磨くことは何よりも大切なことかもしれません。
今回の難読漢字は「粧す」というもので、まさに「化粧」に関係した言葉です。
さあ、これを正しく読んであなたも「美の追求者」の仲間入りを果たしましょう!
「粧す」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇す」の3文字です。
ヒント② 小さい子がおしゃれをしたときにも使う言葉です。
ヒント③ 頭に「お」をつけた方が一般的かも?
「粧す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めかす」です!
「めかす」だけだとピンときませんが、「おめかし」ならどうでしょう。
小さい女の子がおしゃれをしたり、品質の良い服なんかを着たときに現在でも使う言葉ですが、「身なりを着飾る」や「外見を繕う」といった意味のある言葉になります。
・・・でも、
「化粧」って繕っている訳でもなんでもなくて、もともと美しい素顔のポテンシャルを引き上げているだけなんですけどね。
男性陣は、そこ間違えないようにしてくださいね!
4つ目の漢字は「拐す」
人知れずどこかに連れ去ってしまうことを「誘拐」といいますが、すごい恐いですよね。
ニュースでも必ず取り上げられる重大犯罪の一つで絶対にしてはいけないものの一つですが、今回の難読漢字は「拐かす」です。
「誘拐」の2文字目ということで、どちらかというと意味も同じようなものだと想像できますね。
あまり良い言葉ではないので読めなくても大丈夫ですが、漢字マスターとしては知っていたいところですね。
「拐かす」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇かす」の5文字です。
ヒント② 意味は「誘拐」そのものです。
ヒント③ 最初の文字は「か」です。
「拐かす」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かどわかす」です!
「拐す」とは、「人をだまし、または力ずくで他へ連れ去る」ということで、「誘拐」と意味は同じですね。
ただ、「誘拐」が「力づくでなんとしても連れ去る」という犯罪行為そのものなのに対し、「拐かす」には「言葉で篭絡(ろうらく)させて」というニュアンスが含まれています。
そのため、気になる女性に対して口説き落として、いわゆる「お持ち帰り」をしたときも「拐かす」を使ったりします。
でも、口説かれたとしても、この言葉が当てはまる以上、口説き落とした相手はあまりいい男とは言えませんね・・・。
5つ目の漢字は「擬き」
「擬き」という漢字はあまり見かけませんが、「疑う」は常用漢字としてよく使いますよね。
字も非常によく似ていますが、意外に「疑う」ことをすれば「擬き」を見破ることが可能かもしれません。
「擬態(ぎたい)」という行為が昆虫や動物の世界ではありますが、まさに「疑って」よく見れば分かるかも??
「擬き」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇き」の3字です。
ヒント② 意味は「擬態している様子」です。
ヒント③ おでんの具には「がんもどき」がありますね。
「擬き」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「もどき」です!
「擬き」とは、「いみはばかること」や「嫌がること」などを表す言葉です。
「擬き」とは、「何かを真似している行為や様子」のことです。
自然界では昆虫などが葉っぱや枯葉に「擬態」しますが、いわゆる「ニセモノ」です。
あくまでそっくりに真似てはいますが、「似て非なるもの」。
もともとは、日本の芸能において「主役にからむ役」や「前に演じたものを滑稽にして演じ直す」ということに使われた言葉でもあります。
何でも最初は誰かの真似から始まりますが、それが「擬き」で終わらず、自分だけのスペシャルとして昇華させたいものですね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!