本日の難読漢字クイズは「襟飾」です!
ファッションに詳しい人はピンと来るかもしれません。
あなたは何と読みますか?
「襟飾」の読み方のヒントは?
1.「襟飾」をひらがなにすると4文字です。
2.「襟飾」が西洋から日本へ伝わったのは1800年代といわれています。
3.『そして最後に、死人が彼の襟飾を掴んでいました。』アーサー・コナン・ドイル「白銀の失踪」より引用
正解は…
正解は「ネクタイ」でした!
「襟締」「結襟」などとも呼ばれます。
男性にとっては、洋装の礼服に欠かせないアイテムですね。
ビジネスマンの細長いものだけでなく、細長いリボン、ニット生地、蝶ネクタイ、ループタイ、スカーフのようなアスコットタイ、さまざまな形状があります。
「襟飾」と日本
「襟飾(ネクタイ)」の起源は17世紀のフランスという説が有力です。
日本に「襟飾」を最初に持ち込んだのはジョン万次郎こと中浜万次郎で、アメリカからの所持品記録に「白鹿襟飾三箇」という記述があるそうです(1851年頃)。
また、福沢諭吉の「西洋衣食住」にはイラスト付きで「ネッキタイ」が紹介されています(1867年)。
一般国民に「襟飾」が定着したのは大正時代の末期。同時に背広(スーツ)や外套(コート)といった洋装が広まりました。