今日の難解漢字は、
「乍ち」
「林肯」
「車前草」
「小火」
「経典」
です!
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「乍ち」です!
「乍ち」
この漢字、何と読むかわかりますか?
画数も5と少なく、単純な漢字ではありますが、
ぱっと見で読めない人もいるのではないでしょうか。
わからなかったあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「乍ち」の読み方のヒントはコレ!
「乍ち」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:「非常に短時間のうちに事が行われるさま」「すぐ」「即刻」
- ヒント2:「ある物事・行為が急に起こるようす」「急に」「にわかに」
そろそろわかりましたか?
「乍ち」の読み方!正解は…?
「乍ち」の読み方、正解は……
「たちまち」です!
「乍ち」の意味は「急に」「すぐに」「にわかに」などで、
「非常に短時間のうちに事が行われるさま」を指します。
読み方はわからずとも、言葉は知っている人が大半でしょう。
「乍ち」の例文は?
せっかくですので、「乍ち」を使った例文も見ていきましょう。
- 空が暗くなってきたと思ったら、乍ち雨が降ってきた。
- お土産にケーキを買ったが、乍ち彼女のお腹の中に消えてしまった。
- 困りごとがあったが、彼に相談したおかげで乍ち解決に至った。
以上が「乍ち」の例文です。
このように、「すぐ」「即刻」「急に」「にわかに」
といった様子を表現するときに役立ちます。
まとめ
「乍ち」は「たちまち」と読む漢字です。
「非常に短時間のうちに事が行われるさま」もしくは
「ある物事・行為が急に起こるようす」を意味し、
会話の中で使われることも多い言葉ですよね。
一般的な表記は「忽ち」ですが、
「乍ち」と表現されることもありますので、
これを機に覚えておくとよいでしょう。
2つ目の漢字は「林肯」です!
たった2文字の漢字なのに、読み方がまったく分からないものってたくさんありますね。
この漢字もその一つですが、「林」に肯定の「肯」。
それぞれの漢字の意味はなんとなく分かるんですが、そうすると「林を肯定する」となってしまい、余計に分からなくなってしまいましたね・・・。
となると、あとは音読みからくる当て字ですが、「リンコウ」?
これも何だかしっくりこないので、ヒントを見て考えるしかありませんっ!
「林肯」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① ずばり人物名です。
ヒント➁ 「〇〇〇ー〇」の5文字です。
ヒント③ アメリカ大統領といえばこの人です。
「林肯」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「リンカーン」です!
「リンカーン」といえば、誰もがアメリカ大統領の人と即答できる偉人の一人ですね。
でも、イメージが先行しすぎて「アメリカの初代大統領」、もしくは「初期の頃の大統領」って思っている方、意外にも多いはずです。
「人民の人民による人民のための政治」というスローガンや、奴隷解放を行った人物という偉業から、母国アメリカでも「歴代アメリカ合衆国大統領のランキング」で常に上位にいる彼ですが、正解はなんと第16代。
また一つ勉強になりました・・・。
3つ目の漢字は「車前草」です!
漢字はとても簡単なもので「車前草」。
そのまま音読みにして「しゃぜんそう」と読み、意外にも道端にも見つけることができる草なんです。
といっても、あまり「しゃぜんそう」という名称は聞いたことがありませんよね?
今回はもっと馴染みのあるあの呼び名を当てて欲しいところです。
さあ、ヒントも参考に一緒に考えていきましょう!
「車前草」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇コ」の4文字です。
ヒント➁ 生薬としても重宝されています。
ヒント③ 「かえるば」や「おんばこ」などとも呼ばれています。
「車前草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おおばこ」です!
ところで、「おおばこ」って皆さんご存じですか?
「おおばこ」って聞いたことはあるけど意識してその草を見たことがある人は少ないと思います。それもそのはず、本当に道端に自生している草で、平たく言ってしまうと「雑草」レベルの草なんです・・・。
でも、この「おおばこ」は、人や動物に踏まれたくらいではびくともせず、とても強い草としても有名です。
その他にも、昔から若葉は食用として、葉や種は胃薬や咳止めに使われるなど生薬としても利用できるすごい草なんですよ!
外に出た時は、足元で元気に咲いている「車前草」を見つけてみてください!
4つ目の漢字は「小火」です!
「小火」は何と読むかわかりますか?
「大火」は「たいか」と読むから、「小火」は「しょうか」?
確かに「しょうか」という読み方もありますが、ここではもう一つの読み方を当ててください。
さて、何と読むでしょうか?
「小火」の読み方のヒントはこちら
- 「大火」とは大きな火事のこと。では、小さな火事はなんと呼ぶ?
- 「近所のお店で〇〇騒ぎがあった」などと使います
- 読み方の文字数は「〇〇」の2文字!
ここまでヒントをいうと、ほとんどの方がわかったかも!?
「小火」の読み方!正解は!?
正解は「ぼや」です!
「小火(ぼや)」とは、火が大きくならないうちに消し止めた火事のことをいいます。
「小火(しょうか)」という読み方にも「ぼや」という意味がありますが、小さな火、わずかな火といった意味もあります。
同じ字を書いても、読み方によって多少意味が違ってくるようですね。
ちなみに「小火(ぼや)」という言葉は、火事、大火、消防車、火事見舞などという言葉と共に、冬の季語となっています。
これらの言葉が冬の季語とされたのは、明治以降になってから。
江戸期には大火事が頻発して多数の犠牲者が出たため、季語にはしにくかったと推測されています。
5つ目の漢字は「経典」です!
学校で世界史を習うとき、必ずといっていいほど「宗教」と一緒にその国の歴史も学びますね。
今回の漢字は、そんな宗教と関わりの深い「経典」という漢字です。
読めそうで読めない、間違えて覚えていたら恥ずかしい言葉ですので、自信がない人はヒントを参考に正解にたどり着いてくださいね!
ちなみに、「けいてん」と読んでしまったアナタ、神様から怒られますよwww
「経典」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント② 「典」は2つありますが、ベーシックに「てん」でもOKです。
ヒント③ お坊さんが読むのは「お経」ですね!
「経典」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「きょうてん」です!
「経典」は、「きょうてん」と読む他に「きょうでん」とも読みます。
「経典」とは、神様の教えを記した文字や書物全般のことを指し、一般的にはその宗教があがめる神のことを指します。
日本では仏教が広く信仰されていることから、お坊さんが読む「お経」がそれにあたります。
キリスト教では聖書、イスラム教ではコーランなど、神様が記した偉大なる教えや規律は長い年月を経た今でも、私たちを導いてくれています。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!