今日の難読漢字は、
「好悪」
「特牛」
「素封家」
の3文字です。
あなたは何問正解できますか?
目次
難読漢字1問目は、「好悪」!
「好き」と「悪い」で「好悪」。
何だか簡単そうな漢字ですが、「こうあく」ではないんです・・・
よく考えてみれば、「好き」の反対は「嫌い」なのに、「好嫌」ではなく「好悪」と書くのも、どういう意味なんだろう?と思いますよね。
何と読むのか?どういう意味なのか?
さっそく見ていきましょう!
「好悪」の読み方のヒントは・・・?
難読漢字ではありますが、すでに知っている読み方をヒントにすれば自力で正解を導くことが可能ですよ!
「好悪」の「好」は、「好感度」「好印象」などの「こう」。
「好悪」の「悪」は、「あく」と読む以外にも「嫌悪感」「憎悪」などで「〇」と読みますよね・・・
そして、「好悪」で何と読むのか、もう分かりましたよね?
ひらがなで「こう〇」の3文字ですよ!
「好悪」の読み方の答えは・・・
正解は、「こうお」でした!
どんな意味かというと、ずばり「好き嫌い」。
「好悪が激しい」「好悪の念」などと使います。
ただ、「好き嫌い」と表現するのに比べて、「好悪」は程度の激しい感情を表現するときに使うんです。
「好き嫌い」というより「好むことと憎むこと」といった感じですね。
そんなニュアンスも理解して「好悪」が使えたら上級者です!
難読漢字2問目は、「特牛」!
日本には各地に何と読むのか見当もつかない、難読地名が点在しています。
特に北海道は沖縄には、独自の文化が根付いた歴史もあって難読地名がたくさんあります。
「新城」と書いて「あらぐすく」。
「勢理客」と書いて「じっちゃく」。
「足寄」と書いて「あしょろ」。
「花岬」と書いて「ばんなぐろ」など・・・
漢字からは全く想像もつかない読み方は、ユニークだと感じてしまうほどですよね。
「特牛」も何と読むのか楽しみですね。
「特牛」の読み方のヒントは・・・?
上に挙げたように、難読地名は漢字を見ても予想が難しいものばかりですよね。
「特牛」も例外ではありません・・・
そこで、ヒントです!
読み方はひらがなで「〇っ〇〇」の4文字です。
「特牛」の読み方の答えは・・・
正解は、「こっとい」でした!
「特牛」は、山口県下関市にある地名です。
語源は「ことい」。
牡牛を表す「ことい」から取ったという説や、小さな入り江を示す「琴江(ことえ)」がなまったという説、「重荷を負う屈強な牛」という意味から取ったという説などがあります。
地名の語源や由来って、詳しく研究されているものなんだと感心しますね。
難読漢字3問目は、「素封家」!
「素封家」って読めますか?
また、どんな意味の言葉か分かりますか?
「〇〇家」と言えば、「浪費家」や「倹約家」、「努力家」や「楽天家」などいろいろありますが、「素封家」とは一体・・・!?
「すふうか」ではありませんよ。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「素封家」の読み方のヒントは・・・?
「倹約家(けんやくか)」や「努力家(どりょくか)」などと同じで、「素封家」の「家」も「か」と読みます。
読み方はひらがなで「〇〇〇か」の4文字です!
さあ、もう分かりましたか?
「素封家」の読み方の答えは・・・
正解は、「そほうか」でした!
素封家とはずばり、「お金持ち」のことなんですよ。
「素封家」と呼ばれたら、喜んでいいですね。
しかも「大金持ち」「資産家」「財産家」を表す言葉なんです。
ただし、ちょっと注意点を。
「素封家」の「素」とは何もない、「封」とは封建社会での地位や領土のことを指しています。
つまり、社会的地位や領土を持たないのにお金はたくさん持っている人の事を指しているんです。
代々続く由緒正しき資産家と言うよりは、一代で成り上がったお金持ちをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
そのあたりのニュアンスも理解した上で使うと、上級者ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!