今回の難読漢字は「偏に」「鳳梨」「絶だ」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「偏に」
「偏に」
「偏食」「偏頭痛」などで使われていますよね。よく見かける単語のイメージでつい「へんに」と読んでしまいそうですがそれは間違いです。
様々なシーンで使われるこの言葉、一体なんと読むのでしょう?
「偏に」読み方のヒントは?
ヒントは「ただそのことだけがある」「ただそのことだけをする」のように行動や状況、思いが唯一であることを表すときに使います。
類語としては
「それに尽きる」
「ひたすらに」などが挙げられます。
「偏に」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひとえに」
です!
「偏にみなさまの応援のおかげです」
「偏に私の不徳といたすところです」
などのようにポジティブ・ネガティブどちらでも使われます。
「感謝いたします」と言うよりも「偏に感謝いたします」の方が、たたひたすらに感謝しているという意味でより強調されます。
謝罪の場面でも「偏に私の責任です。申し訳ありません」とすることで、強い反省の気持ちが伝わります。
「ひとえに」は「一重」と書き間違えやすいので気をつけましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2問目はこの漢字!「鳳梨」
「鳳凰(ほうおう)」の「鳳」と果物の「梨」で構成される今回の難読漢字。
ちなみに、「ほうり」とも読むそうですが、これではぴんときませんね・・・。
「梨」という漢字がつくからには、果物か梨に近い形をした何かであることは間違いないようです。
さらに、「鳳」の字ってなんだかゴージャスな香りがぷんぷんしてくる、王様の漢字という佇まいが漂っていますが、これも関係しているのでしょうか?
そんなゴージャスな「鳳梨」、何だか分かりますか?
「鳳梨」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「梨」よりも「リンゴ」を英語にした方が近い??
ヒント② カタカナで「〇イ〇〇〇ル」の6文字です。
ヒント③ 単体の果物として食べるだけでなく、酢豚などにも使われます。
「鳳梨」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「パイナップル」です!
発音上、「パインアップル」や「パインナップル」とも呼ばれる、まさに見た目は南国トロピカルをそのまま表現したようなゴージャスな見た目をした果物です。
ちなみに、リンゴの「アップル」が「パイナップル(パインアップル)」の名前に含まれている理由は、この「アップル」の意味が「果実全般」を表していることに由来しているそうです。
生で食べても良し、焼いても蒸しても良し、まさに3拍子揃った美味しい食べ方が可能な果物の王様「パイナップル」ですが、個人的には酢豚やハンバーグなどの温かいお料理に添えられるのは苦手です・・・。
最後はこの漢字!「絶だ」
難読漢字クイズです。
「絶だ」という漢字、読むことができますか?
「絶対」「絶滅」などで使われることが多い「絶」という漢字ですが、今回の読みはひと味違います。
ヒントもお出しするので、ぜひ考えてみてください!
「絶だ」の読み方のヒントは?
この漢字が示すのは「とても」「非常に」という意味です。
「そんな噂を流されるなんて、絶だ迷惑だ」のように使います。
ただ、実はこの漢字で表記されることは珍しく、だいたいは「甚だ」という漢字を使います。
分かりましたか?
正解は…
正解は…
はなはだ
でした!
もう一つの漢字どころかひらがなで使われることが多いので、とっても影が薄い「絶だ」という表記。
正直日常のシーンで使うことはほとんどないですが、昔の小説などを読んでいるとこういった表現が散見されます。
是非この機会に、人生を豊かにするひとつの知識として覚えておいても良いのではないでしょうか!
ここまでお読みいただきありがとうございました!