今日の難読漢字は
「研鑽」
「煩型」
「支笏湖」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「研鑽」!
「研鑽」は、誰かに意思表明をするときに使われます。
「これからも研鑽を積み重ねます。」
というような使い方をしますよ。
さて、読めたでしょうか?
「研鑽」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「けんさん」
です!
「研鑽」は、
「学問や技術などを深く追求し、高める努力をすること」を表す言葉です。
ヒントで出した例文「これからも研鑽を積み重ねます。」は、
「これからも勉強や努力を続けます」という意思表明の言葉なんです。
「研」は「研磨」などで使われるように、
「石などで磨いたり、研いだりすること」を表す漢字です。
それが転じて「努力して向上すること」という意味も持っています。
書くのが難しい「鑽」は、訓読みで「たがね」と読み、
金属を加工するための道具のことを表します。
実はこちらの漢字にも「物事を深く究める」という意味があるのです。
同じような意味の言葉を合わせて「学問や技術を磨く」という意味になっているんですね。
ビジネスメールなどでも活用しやすい「研鑽」。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「煩型」!
「煩型」を「はんけい」と読んでしまった方、
いるのではないでしょうか。
不正解です!
正解はひらがな5文字の言葉なのですが…
さらにヒントを出すと、「型」は「がた」と読みます!
「〇〇〇がた」の〇に当てはまる言葉は何でしょうか?
さて、読めたでしょうか?
「煩型」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うるさがた」
です!
「煩型」は、
「何にでも口を出したがり、文句を言いたがる性質や人のこと」を表す言葉です。
公共の場所でのマナーを注意しまくる人や、
新人さんの服装や髪型に目くじらをたてる人、いませんか?
わざわざ自分が出て行かなくてもいい場面で、
これ見よがしに文句をつけに来る人…そういう人を指す言葉です。
「煩」という漢字は、
「わずらわしい」「面倒臭い」という意味を持っています。
「煩い」で「うるさい」とも読むため、
いかに「煩型」が「うるさくて面倒臭い」ことを表しているかわかりますね笑
ちなみに類語には「毒舌家」や「論客」、
「やかまし屋」なんて言葉もありますよ。
自分では「煩型」にならないように気をつけつつ、
漢字はスマートに読めるように覚えておきましょう!
最後の難読漢字は「支笏湖」!
「支笏湖」をスムーズに読めた方、北海道民ですね?!
この漢字、北海道にある湖の名前なんです。
北海道の地名は、アイヌ語が由来になっていることが多いため
読み方が難しいんです。
そこでヒント!
「し〇〇こ」の〇に当てはまる言葉を考えてみましょう!
さて、読めたでしょうか?
「支笏湖」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しこつこ」
です!
「支笏湖」は、
「北海道千歳市にあるカルデラ湖」の名前です。
日本最北の不凍湖として知られ、
水中のプランクトンが少ないため、透明度が高く大変水質の良い湖です。
語源は、アイヌ語で”大きな窪地”を意味する「シ・コッ」なのだとか。
湖畔にはキャンプ場や温泉があり、札幌や新千歳空港からも近いため、
多くの観光客が訪れる名所です。
「笏」という漢字は「こつ」のほか「しゃく」とも読み、
昔の貴族が持っていた木の板のこと。
聖徳太子の持っているあれです!
当て字のため、漢字の意味と「支笏湖」との関連性はないですが、
豆知識として覚えておくといいですね!
なかなか地名が出て来る場面は少ないですが、
教養として覚えておいて損はないですよ!
すべて正解できた方は漢字マスター!素晴らしいです!
もし正解できなくても、これを機に学んで今後に活かしましょう!