今日の難読漢字は
「只管」
「波斯」
「土瀝青」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「只管」
ヒントは全体で4文字、「○○○○」となります。
これは「そのことだけに集中する様子」とか「すっかり」という意味の形容動詞です。
普段の会話や文章でもよく使う、まさに日常の言葉ですね。
ただしひらがなで見かけることが多く、漢字でみることはほとんどないでしょう。
最初の一文字目は「ひ」です。
ここで例文をひとつ。「学生時代は〇〇〇〇に野球に打ち込んだ」というように使います。
野球の部分はなんでもよく、勉強でも音楽でも読書でもバイトでも、何にでも使えますね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「只管」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひたすら」
です!
只管は禅宗の坐禅「只管打坐(しかんたざ)」が語源と言われています。
これは「ただひたすらに坐る」という意味で、只管が今回の「ひたすら」を意味します。
ひたすらという言葉も、若い人では「超」で済んじゃうかもしれないですね。
2つ目は「波斯」
ヒントは海外の地名で4文字です。
海外の地名ということで当て字かと思われるかもしれませんが、
なんと当て字ではないので注意が必要ですね。
最初の一文字目は「ペ」です!
現在のイランを表すヨーロッパ側の古い呼称です。
ここまでのヒントで、だいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「波斯」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ペルシア」
です!
漢名が波斯(はし)であったことから、現在はそのままペルシアやペルシャと読むようになりました。
ペルシアは現在のイランのことで、大変長い歴史と豊かな文化を持つ国です。
パッと思いつくのが超高級で有名なペルシャ絨毯でしょうか。
最後の難読漢字は「土瀝青」
ヒントは全体で6文字の言葉です!
今の日常生活に必要なもので、通常はカタカナで表記することが多いです。
最初の文字はズバリ「ア」です!
土という文字が入っていることから想像できるかもしれませんが、土とか地面に関係する言葉です。
みなさんが外出したときに、舗装された道を歩いているなら、ほぼ間違いなく目に入っているはずです。
だいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「土瀝青」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「アスファルト」
です!
アスファルトは、原油に含まれる炭化水素類の中でもっとも重質のもので、道路の舗装といえばアスファルトですね。他にも建築分野では防水用の素材として使われたり、コストが低いため火力発電の燃料にも使われているそうです。