漢字読み講座

今日の難読漢字は「踵」「瘤」「二合半」の3問です!あなたは何問読めますか?

今日の難読漢字は、

「踵」

「瘤」

「二合半」

の3問です!

あなたは何問正解できますか・・・?

さっそく始めましょう。

1問目の難読漢字は「踵」から!

「踵」って読めますか?

複雑で画数も多い漢字に見えますが、よく見れば「足へん」に「重」ですね。

「足へん」ということで、「くるぶし」や「あぐら」だと勘違いしている人もいるのではないでしょうか・・・?

でも残念!違うんです。

「踵」の読み方のヒントは・・・?

「くるぶし」や「あぐら」ではないものの、「足へん」が付くことからも「足」に関係ある言葉だというのが最大のヒント!

「あし」には「足」と「脚」の2種類の漢字がありますが、「脚」は太ももの付け根から下全体、「足」は足首から下を指すのはご存知ですか?

「足へん」ということは、足首より下にある部分を指している可能性が大!

そして読み方はひらがなで「〇〇〇」の3文字ですよ。

さあ、もう分かりましたか?

「踵」の読み方の答えは・・・

正解は、「かかと」でした!

「重」という漢字には、「上から下に向かって感じる重さ」という意味があります。

「踵(かかと)」の漢字は「足」プラス「重」で、「足の体重がかかる部分」を意味した漢字になっています。

ちなみに「くるぶし」は「踝」、「あぐら」は「胡坐」と書きます。

2問目の難読漢字は「瘤」!

「瘤」という漢字・・・何となく「がん」とか「しびれ」などの病気や身体症状をイメージする人が多いのではないでしょうか?

というのも「瘤」という漢字、「やまいだれ」が付いているんです。

やまいだれ」というのはずばり、「病気」に関する漢字に付いています。

「痺れ(しびれ)」や「癌(がん)」、「痰(たん)」や「痙攣(けいれん)」など・・・

それでは「瘤」は何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

「瘤」の読み方のヒントは・・・?

読み方は、ひらがなで「〇〇」の2文字です。

大ヒントは、「たん〇〇」と「〇〇取りじいさん」ですよ!

もう分かりましたよね?

「瘤」の読み方の答えは・・・

正解は「こぶ」でした!

「瘤(こぶ)」とは、「皮膚が盛り上がってできた肉のかたまり」を指す言葉です。

よく使う「たん瘤(たんこぶ)」という言葉は、臓器にできる腫瘍のような瘤(こぶ)に対して、打撲によってできた瘤(こぶ)の事を指すんですって!

また、「目の上の瘤」のように「邪魔な物」という意味でも使われます。

さらに交際・結婚相手に子供や同居人がいることを「瘤付き(こぶつき)」と言うこともあります。

色々な使い方や意味があって面白いですね。

難読漢字最終問題は、「二合半」です!

「合(ごう)」は、体積の単位です。

「升(しょう)」の10分の1、「勺(しゃく)」の10倍が「合(ごう)」になります。

お米やお酒の量を表すのに使われる単位ですよね。

1合は約180ccです。

そこで今日の難読漢字「二合半」ですが・・・

「にごうはん」以外の読み方もあるのをご存知ですか?

「二合半」の読み方のヒントは・・・?

「にごうはん」としか読みようがない気がする「二合半」。

「にごうはん」以外の読み方も、漢字からは想像できない読み方なんですよ。

そこでヒント!

ひらがなで「〇な〇ら」の4文字です。

考えてみてください!

「二合半」の読み方の答えは・・・

正解は、「こなから」でした!

「二合半」は、1升の半分の半分。

つまり4分の1ですよね。

そのことから「少ない・少量の」という意味があるんです。

少量のお酒の事を「こなから酒」という言い方をします。

また、江戸時代に下級武士に支給されていたお米「扶持米(ふちまい)」が1日5合、それを朝夕に分けて食べていたので1食2合半だったことから、「たったこれだけ」と見下す意味も含んでいるんですよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!