今日の難解漢字は、
「侘しい」
「黴菌」
「細雪」
「気触れる」
「憤怒」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「侘しい」です!
「侘しい」
この漢字は、ニュースや体験談などで使われる機会が多くあります。
日常生活でたびたび耳にする言葉なのですが、わかりますか?
「侘しい」読み方のヒントは?
「侘しい」はやりきれない気持ちや、頼るものがなく心細い気持ちを表す言葉です。
例えば……
田舎などの、廃れて活気のない商店街を指して
「シャッターばっかりで侘しいなぁ」
なんて言うこともあるかもしれません。
おわかりでしょうか?
「侘しい」の読み方、正解は……
「侘しい」の読み方、正解は……
「わびしい」です!
「わびしい気持ちになる」と言うと、希望が達せられずガッカリしたり、やりきれない気持ちになったりする姿を表します。
ちなみに「侘(わび)」の漢字は、日本人特有の美意識を表す「わびさび」の「わび」でもあります。
「侘び寂び」とは、不足や静寂のなかに奥ゆかしさや豊かなものを感じられること。
「侘しい」と聞くとどこか悲しい雰囲気が漂いますが、「わびさび」と聞くとなんだか綺麗な雰囲気がしませんか?
2つ目の漢字は「黴菌」です!
漢字クイズのお時間です。
今回ご紹介するのは「黴菌」という漢字です。
「黴菌」の「黴」という漢字は「微」に似ていますが、よく見ると違います。
また、「薔薇(ばら)」の「薇」にも似ていますが少し違います。
この漢字、あなたは読むことができますか?
「黴菌」の読み方のヒントは?
まずは読みやすい方の漢字から考えてみましょう。
「菌」という漢字の読みはきっと多くの方がわかるはずです。
そう、そのまま「きん」と読んでしまって正解です。
次に、「〇〇きん」という身近な単語を探してみてください。
大抵はひらがなやカタカナで表記されます。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ばいきん
でした!
漢字で書くとこんなに複雑な字になるんです。少し意外ですよね。
書けるようになるまでいかなくとも、読むことができるようにしておくといざという時にスマートかもしれません。
外から帰ってきたら手洗いうがいを徹底して「黴菌」を持ち込まないようにしましょうね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「細雪」です!
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら、「細雪」です。
「細」も「雪」も一般的な漢字なのでそこまで難しくないように思えますが、「ほそゆき」ではないとなると、考え込んでしまうかもしれません。
「細雪」の読み方のヒントは?
この漢字のポイントは「細」の読み方。
通常の「ほそ」「サイ」という読み方ではありません。
また、「細雪」の読み方は5文字です。
「〇〇〇〇〇」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ささめゆき
でした!
谷崎潤一郎の代表作『細雪』を知っている方なら、考えるまでもなく答えることができたかもしれません。
ちなみに意味は、文字通り「細かい雪」です。
まばらに降る雪のことも指します。
冬の寒い日、細雪にはしゃぐ人もいれば寂しさを感じる人もいるでしょう。
歳を重ね、冬をたくさん経験するうちにその気持ちも変わっていくのかもしれませんね。
あなたは細雪が降ってきたらどんな気持ちになりますか?
ここまでお読みいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「気触れる」です!
「気触れる」の読み方をご存知でしょうか?
「きふれる」と読むのは、もちろん間違いです。
そんな日本語はありませんからね…
なかなかの難読漢字ですが、あなたには読むことができますか?
「気触れる」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 「刺激物に触れて皮膚が炎症をおこす」ことをいいます。
- 「何かの影響を強く受けて行動や考え方が変わる」という意味もあります。
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「気触れる」の読み方!正解は!?
正解は「かぶれる」です!
ヒントで紹介したように、うるしや薬品などの刺激物が肌に触れることで、赤くなったり、かゆくなったりすることをいいます。
また、何かの影響を強く受けて行動や考え方が変化することも「かぶれる」といいますね。
普段の生活の中でよく耳にする言葉が、漢字で書かれると何のことかわからなくなることもしばしば。
この機会に「気触れる」の読み方を覚えておくと、ちょっとしたネタとして使えるかも知れませんよ。
5つ目の漢字は「憤怒」です!
「憤怒」の読み方は、ふたつあります。
ひとつはタイトルにもあるように(ふんど)です。
「怒」という漢字を(ど)と読むのは意外に多く、激怒、怒声、怒号などがあります。
どちらの読み方でも、同じ意味を持つ漢字ですよ!
では、もうひとつの「憤怒」はなんと読むでしょうか?
「憤怒」読み方のヒントは?
最大のヒントは(ふんど)です。
激しく怒るというイメージですが、そのイメージで合っています!
キリスト教の7つの大罪である、傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲のうちのひとつでもあります。
できれば、憤怒することもなく、穏やかに暮らして行きたい物ですね。
しかし、生活しているとどうしても怒りポイントが溜まって行き、ついには憤怒してしまうこともあります。
誰でも一度くらいは、憤怒したことがあるのではないでしょうか?
「憤怒」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
もうひとつ言うと「ふん〇」です!
さて、わかりましたか?
「憤怒」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふんぬ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!