今回の難読漢字クイズは「閊える」です。
もちろん「悶える(もだえる)」ではありませんよ。
早速3つのヒントを見てみましょう!
「閊える」の読み方のヒントは?
1.「閊える」をひらがなにすると4文字になります。
2.「閊える」の類義語には、「塞がる(ふさがる)」「詰まる(つまる)」「滞る(とどこおる)」などがあります。
3.『令嬢は胸の閊へがとれたやうな楽な気がした。そこで松の根本へ腰を下した。』坂口安吾「傲慢な眼」より引用
正解は…
正解は「つかえる」でした!
11画の国字(日本で作られた漢字、国内でのみ通用します)なので音読みはありません。
「閊える(つかえる)」の意味は、妨げられて通れない。さしさわりがあることです。
「つっかえる」とも言いますね!
よく使う言い回しの「差し支えがある」は、「差閊」または「指閊」と書きます。
「閊える」の使い方
「餅が喉に閊えた!」「砂利に閊えて車が進まない」「差閊があるので帰ってください」「入口が狭いので人が閊えている」「読めない漢字に言葉が閊える」など、「閊える」には色々な使い方があります。
ちなみに、「喘息で喉元が閊える」「悲しみで胸が閊える」のように、病気、悲しみや心配といった感情が原因の場合のみ、「痞える」と書いても正解です。