漢字読み講座

「潤ける」は、「潤う(うるおう)」と同じ漢字だけど「うるける」なんて読みませんよ!

「潤(じゅん)」という漢字には、「水を含む」「うるおす」「うるおう」と言う意味があります。

水や液体に関する漢字に付く「さんずい」の漢字であり、「湿潤」「潤滑」など日常的によく使われる文字ですよね。

女性だったら化粧水や美容液など、肌にうるおいを与える化粧品によく使われる文字として馴染みがあるかもしれません。

そんな馴染みのある漢字なのに、「潤ける」を初見で読める人は少ないのではないでしょうか?

何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

「潤ける」の読み方のヒントは・・・?

「潤ける」の言葉の意味やどんな時に使うかがヒントです!

「潤ける」には次のような意味があります。

  1. 水に浸かって吸うことで、やわらかくなったりふくらんだりすること。
  2. 気持ちがゆるみだらける。

例えば、「水に浸した豆が潤ける」「潤けた態度」などというように使います。

そして大ヒント!

お風呂に長く浸かっていると、手指や足指が「潤ける」んですよね。

そういう時、ひらがな4文字で「〇〇ける」と言いませんか?

もう、分かりましたよね?

「潤ける」の読み方の答えは・・・

正解は「ふやける」でした!

「潤ける(ふやける)」というと、「潤う」よりもさらにひたひたに水分に浸るイメージですね。

転じて、だらしなくゆるんだ態度の事を表すなんて面白いですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!