漢字読み講座

「尤も」ってなんて読む? なんと(ゆうも)ではないのです!

「尤も」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(ゆうも)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?

 

「尤も」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「○○○も」となります。
日常的な会話や文章でも使われますが、少し学術的というかかしこまった場や状況で使われることが多いかもしれません。
何か思い当たるものはあるでしょうか?

 

「尤も」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「も」です。
これは「道理にかなっていること」とか「当然であること」という意味の名詞・形容動詞です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

 

「尤も」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「もっとも」
です!

 

例文としては「彼の言うことも尤もだ」といった感じでしょうか。
ひらがなで書くことのほうが多いですね。
同じ音の「最も」という言葉もありますが、これと「尤も」の違いは何でしょうか?
「最も」は他と比べてどれよりも上であることといった意味になります。
一方の「尤も」は、先程の言った「当然」といった意味以外にも、
付け足し的に内容を補足するときにも使用します。
少し意味が似ているような近いような雰囲気がありますが、しっかりと別物なんですね。