今回のお題は「洋琴」「漸く」「栗金団」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「洋琴」
西洋の「洋」に「琴」。パッと見ただけでも何かの楽器ということが分かりますね。
しかも、「琴」というからには「弦楽器」と予想しますが、どうでしょうか?
それではヒントを見ながら「洋琴」の読み方を考えていきましょう!
「洋琴」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 字の通り、カタカナで表記する楽器です。
ヒント② 色は、黒と白で構成されています。
ヒント③ ベートーベン、モーツアルト、バッハなど。誰もが使う楽器です。
「洋琴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ピアノ」です!
ピアノは、黒と白の鍵盤88個から成る、「鍵盤打(弦)楽器」です。
打楽器といっても、ピアノの本体の中には「弦」があって、その「弦」を鍵盤→ハンマーで弦を叩いて音を鳴らしているので、弦楽器ともいえなくもないですね。
楽器のとしてはかなり大型の部類になりますが、出せる音域は低音から高音まで非常に広く、オーケストラの全音域よりも広いのが特徴です。また、鍵盤の叩き方一つで音色も変えることができるし、一人だけで10個の音まで同時に出せる、まさにパーフェクトな楽器。
有名な音楽家であればもちろんのこと、音楽人であればピアノが弾けることは当然のごとく、皆さんピアノに親しんでいますよね。
ちなみに、ピアノの正式名称は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」といい、意味は「強い音も弱い音も出せるチェンバロ」。
音楽用語で「ピアノ」は弱く、「フォルテ」は強く、といった意味があり、「ピアノ」はその略語になりますが、その正式名称だけを見ても、凄さが伝わってきます!
2問目はこの漢字!「漸く」
「漸く」
たまに見かけるこの漢字。
常用漢字として「漸次(ぜんじ)」などのように使われますが、訓読みでの読み方は意外と思い出せない人も多いのではないでしょうか?
「斬(ざん)」という漢字に似ていますが、使い方は全く違います!
「漸く」読み方のヒントは?
ヒントは、「長い時間がかかって待ち望んでいたことが実現するさま」を表す漢字です。
そのほかに「苦労や手間をかけた結果、目標を達成した時」に使われることも。
仕事や勉強が終わったとき、つい口に出てしまいそうな言葉です。
類語には「ついに」や「いよいよ」などが挙げられます。
日常生活で、誰でも一度は使ったことがある言葉ですよ!
もうわかりましたね?
「漸く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ようやく」
です!
「長いテスト期間が漸く終わった。」
「騙されていたことに漸く気づいた。」のように使います。
普段よく使ったり、聞いたりする言葉でも、漢字にすると読めなかったりしますよね。
これを機会に、普段ひらがなで使っている言葉を漢字変換してみると、新たな発見ができるかもしれませんよ!
最後はこの漢字!「栗金団」
「栗金団」と書いて、なんと読むか分かりますか?
日本料理のひとつで、金団は金の団子やお布団という意味です。
商売繁盛・金運・財運をもたらす福食としても有名です。
さあ、「栗金団」と書いてなんと読むでしょうか?
「栗金団」読み方のヒントは?
最大のヒントをいうと、正月のお節料理に入っているものです。
さつまいもと栗をペースト状にした料理で、地域によって材料や見た目に多少の差はあれど、
お節の中の『甘い物』という最強のポジションを確保している事は間違いありません。
縁起もいいのに味まで美味しいとなれば、大人から子供まで大人気のメニューでしょう。
お節はいらないけど、栗金団だけ欲しいと言う人も多いです。
なんとなく読み方も分かったのではないでしょうか?
「栗金団」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇」です。
もうひとつヒントを出すと「〇〇きんとん」です!
さあ、もうわかりましたか?
「栗金団」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くりきんとん」
です!
漢字もぜひ、覚えておきましょう。