今日の難読漢字は
「嘯く」
「嗾ける」
「諄い」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「嘯く」です!
「嘯く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
自己保身のために、うまく嘯くことができればだいぶん世渡り上手です。
その代わり人に嫌われるでしょう。
出世している人は「嘯く」事が上手な人が多いです。
人の手柄を強引に自分の物にして、「知らなかった」「今、初めて知った」など、平然と言うことができます。
さて、「嘯く」と書いてなんと読むでしょうか?
「嘯く」読み方のヒントは?
「嘯く」は、とぼけて知らないふりをするという意味です。
周りに居ると非常に迷惑ですね。
しかし、自分で豪語する場合にも使う事があり、某有名漫画家が学生の頃に「俺は漫画家で有名になる!」と嘯いていたとかいう都市伝説があります。
こういう豪語は、とても素敵ですね。
「決して嘘はついていません、嘯いているだけです」
なんて軽く使えるようになるといいですね。
なかなか難しいですが……。
他にも、鳥や猛獣などが鳴き声を上げることも「嘯く」といいます。
「嘯く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇く」です!
さて、もうわかりましたか?
「嘯く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うそぶく」
です!
ぜひ、使ってみてください!
次の難読漢字は「嗾ける」です!
「嗾ける」と書いて、なんと読むか分かりますか?
間違いやすい(あざける)は「嘲る」と書きます。
嗾けるも嘲るも、あまり褒められた行為ではありません。
けれども、絶対に聞いたことのある言葉です。
さて、「嗾ける」と書いてなんと読むでしょうか?
「嗾ける」読み方のヒントは?
「嗾ける」は、声をかけて勢いづけ、相手に攻撃させるという意味と、
人をそそのかし、自分に都合のいいように行動させる意味があります。
猟犬や闘犬などに合図をして、獲物に向かわせるなんてシーンを見たことが無いでしょうか?
あれが「嗾ける」です。
他にも、自分に都合のいいように人を嗾けて操るなんてことも。
スケールは大きくなりますが殺人の計画した人と、殺人の実行した人だと実行した人の方が罪が重くなりますよね。
嗾けらた方は冷静になって考えたら「やられた!」と思うのではないでしょうか?
嗾けた方は何も手を汚してない訳ですからね。
「嗾ける」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ける」です!
さて、もうわかりましたか?
「嗾ける」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けしかける」
です!
ぜひ、気を付けておきましょう。
最後の難読漢字は「諄い」です!
「諄い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ほどんどが平仮名表記になっているけれど、絶対に聞いたことがあるし、自分でも使った事があると思います。
家ではお母さんが、学校では先生が、仕事では上司が大切な事を言ってくれていますが、言われる方からしたら「諄い」と思う事も。
さて、「諄い」と書いてなんと読むでしょうか?
「諄い」読み方のヒントは?
同じことを何度も何度も繰り返し言われると、聞き流せる時はいいけど、少しでも心に余裕がないとイライラしてきますよね。
他にも味付けが複雑すぎて「味が諄い」と言ったり、
ごちゃごちゃとした絵を見て「諄い絵」と言ったり。
濃厚すぎるよりも、シンプルで分かりやすいものが好まれます。
そしてこだわりがありすぎて、人に押し付けるのは嫌われます。
男子が女子の事を嫌になるのは、何度も何度も同じようなことを注意してくる「諄い」所だったりします。
「諄い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇い」です!
さて、もうわかりましたか?
「諄い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くどい」
です!
細かすぎる人もなかなかに「諄い」です。
ぜひ、覚えておきましょう。