今日の難解漢字は、
「無礼る」
「全人」
「陸蓮根」
「諌める」
「渾身」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「無礼る」です!
- 2 「無礼る」読み方のヒントは?
- 3 「無礼る」の読み方、正解は・・・
- 4 2つ目の漢字は「全人」です!
- 5 「全人」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「全人」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「陸蓮根」です!
- 8 「陸蓮根」読み方のヒントは?
- 9 「陸蓮根」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「陸蓮根」の読み方、正解は・・・
- 11 陸蓮根(オクラ)の起源と由来―その語源と歴史に迫る
- 12 陸蓮根(オクラ)の特徴と栄養成分―日本の食文化における重要性
- 13 陸蓮根(オクラ)の料理法と美味しい食べ方―日本の伝統的なレシピから現代のアレンジまで
- 14 4つ目の漢字は「諌める」です!
- 15 「諌める」読み方のヒントは?
- 16 「諌める」読み方のもうひとつのヒントは?
- 17 「諌める」の読み方、正解は・・・
- 18 5つ目の漢字は「渾身」です!
- 19 「渾身」の読み方のヒントはこちら
- 20 「渾身」の読み方!正解は!?
- 21 まとめ
1つ目の漢字は「無礼る」です!
「無礼る」
礼儀をわきまえないことを表す言葉「無礼(ぶれい)」はよく見かける漢字です。けれど送り仮名の「る」がつくと全く別の読み方になりますがわかりますか?
「無礼る」読み方のヒントは?
ヒントは、礼儀に外れた様子を表す言葉です。
類語には
「無作法」
「礼儀知らず」
「失敬な」
などが挙げられます。
「無礼る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「なめる」
です!
「なめる」はつい最近できたようなイメージですが、実際は室町時代以前から俗語的に使われていた言葉です。無作法だったり生意気だったりする様子を「無礼(なめ)」と読んでいましたが、それが動詞化して「無礼る」になりました。
人気ゲームや漫画で「○○を無礼るなよ!」というセリフが話題になった際、『これは当て字だ』という話を見かけましたが正しい読み方です。
ちなみに「舐(な)める」という漢字も使われますが間違いではありません。
「無礼る」は礼を欠いた失礼な態度の場合、「舐める」は「見下した」「侮る」という意味の場合に使われることが多く若干ニュアンスが違います。
どちらを使っても問題はありませんが、場面によって使い分けられたらかっこいいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2つ目の漢字は「全人」です!
そのまま読めば「ぜんじん」または「ぜんにん」ですよね。
これは、何かの都市の名前やモノの名前ではありません。
もちろん、中国の「全国人民代表大会」の略語でもありません。
意味としても「全ての人」という訳でもなく・・・。
これは少し難しいので、ヒントを見ながら考えてみましょう!
「全人」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 素人は「しろうと」。玄人は「くろうと」。
「全人」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「まとうど」です!
そもそも「まとうど」という言葉、知っていますか?
「全人」の全は「完全の全」を表しますので、簡単に言えば「完璧超人」のことです。
きまじめ、純粋な人という意味もありますし、少し大げさに「律儀すぎる人」といった意味も含みます。
そこから転じて、実は「バカ正直すぎて、愚直な人」といった相反する意味までもつ言葉なんです・・・。
本人は良い意味で使ったはずの言葉が、反対の意味ももっていて恥をかいてしまうことって意外に多いですよね。
この難読漢字のサイトでたくさんの漢字を勉強して、皆さんも「全人」にならないように気をつけましょう!
3つ目の漢字は「陸蓮根」です!
陸の上の蓮根、「陸蓮根」と書いて何と読むか分かりますか?
そもそも蓮根は、水中に生えるものです。
水より上にある、外から見ることのできる花や葉っぱは『蓮』の部分であり、
蓮根として食べているのは、水中に生えた蓮の地下肥大茎の部分です。
なので陸の上にできる訳ではありません。
さて、陸蓮根と書いてなんと読むでしょう?
「陸蓮根」読み方のヒントは?
陸蓮根と書いて、おかれんこんと読んでも正解です。
しかし、陸蓮根は何かの野菜の別名です。
何の野菜の別名でしょうか?
土より上にできるもので、蓮根の形に似た野菜を考えてみましょう。
「陸蓮根」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
蓮根に比べるとだいぶん小さい野菜です。
色は似ていませんが、なんとなく形は似ています。
さあもうわかりましたか?
「陸蓮根」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「オクラ」
です!
陸蓮根はオクラと読み、おかれんこんはオクラの別名です。
蓮根と同じく粘り気もあり、切った形も穴が開いているように見えるので、英語名であるokraが陸蓮根(オクラ)になったと言われています。
どちらも美味しいことには変わりはないですよ!
陸蓮根(オクラ)の起源と由来―その語源と歴史に迫る
陸蓮根(オクラ)は、日本料理において欠かせない食材ですが、その起源と由来についてご存知でしょうか?
この記事では、陸蓮根(オクラ)の語源や歴史に迫ります。
実は、陸蓮根(オクラ)の名前は中国語から派生したものであり、その歴史は古くさかのぼります。
陸蓮根(オクラ)が日本に広まった経緯や、その特徴的な味わいについても探ります。食材の背景にある物語や文化的なつながりを知ることで、さらに美味しさを感じることができるでしょう。
陸蓮根(オクラ)の特徴と栄養成分―日本の食文化における重要性
陸蓮根(オクラ)は、日本料理において独特の食感や味わいを持つ食材ですが、その特徴と栄養成分についてご存知でしょうか?
この記事では、陸蓮根(オクラ)の特徴的な食感や粘り、栄養価について詳しく解説します。
また、陸蓮根(オクラ)が日本の食文化においてどのような役割を果たしているのかにも触れます。
陸蓮根(オクラ)の栄養価を知り、バランスのとれた食事に取り入れることで、健康な食生活を送る手助けになるでしょう。
陸蓮根(オクラ)の料理法と美味しい食べ方―日本の伝統的なレシピから現代のアレンジまで
陸蓮根(オクラ)は、日本料理において様々な料理法で使用される食材ですが、その料理法や美味しい食べ方について知りたいですか?
この記事では、陸蓮根(オクラ)の伝統的な料理法から、現代のアレンジレシピまで幅広く紹介します。
陸蓮根(オクラ)は、日本料理において幅広く使用される食材であり、その特有の食感と風味が魅力です。この記事では、陸蓮根(オクラ)の伝統的な料理法から、現代のアレンジまで、さまざまな美味しい食べ方を紹介します。
伝統的な陸蓮根(オクラ)の料理法の一つは、「おひたし」です。まず、陸蓮根を茹でてから冷水にさらし、水気を切ります。それを軽く潰し、醤油や鰹節、ごまなどで味付けし、和えていただきます。この方法で調理することで、陸蓮根の食感と旨みが引き立ちます。
また、陸蓮根(オクラ)は、生食でも美味しく楽しむことができます。陸蓮根を薄くスライスし、ポン酢やごまだれなどのタレと一緒にいただくと、シャキシャキとした食感と爽やかな味わいが楽しめます。生のままシンプルに楽しむことで、陸蓮根の自然な風味を堪能できます。
近年、陸蓮根(オクラ)を使った現代風のアレンジレシピも増えています。例えば、サラダやスムージーに加えることで、食物繊維や栄養を取り入れることができます。また、天ぷらや炒め物、グリルなど、様々な調理法でアレンジすることもできます。陸蓮根の特有の食感が料理にアクセントを加え、さまざまな料理に活用できます。
陸蓮根(オクラ)は、日本の伝統的な料理から現代のアレンジまで、多彩な料理法で楽しむことができる食材です。
自身の好みや食文化に合わせて、さまざまな料理に取り入れてみてください。陸蓮根の独特の食感と風味が、料理をより一層美味しくしてくれることでしょう。
4つ目の漢字は「諌める」です!
「諌める」と書いてなんと読むか分かりますか?
最近ではあまり聞かない言葉ですが、
「言う」と「東」が合わさる意味を考えると、
答えは簡単かもしれません。
なんとなく東は、朝日が昇るというイメージではありませんか?
そう、「諌める」は目上の人に「言う」事です!
さて「諌める」と書いてなんと読むでしょうか?
「諌める」読み方のヒントは?
目上の人に物申す事を「諌める」と言います。
目下の人に物申す時は「諭す」と言います。
なんとなくわかってきましたか?
例ですが、父親や上司にすぐ「それは違う!」とは言えませんし、
自分が考えた上で目上の人が間違っていた場合には、
言葉を選んでわかりやすく伝えようとするのではないでしょうか?
助言した所で、自分のいう事を聞き入れてくれるかどうかわからないし、
思い切って発言するというイメージですよね。
ちなみに(いましめる)ではありません。
「諌める」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇める」です。
さあ、もうわかりましたか?
「諌める」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いさめる」
です!
目上の人には、なかなか諌めることができませんよね。
つい、濁してしまったり流してしまったり。
ぜひ覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「渾身」です!
「渾身」の読み方をご存じでしょうか?
「軍」の字にサンズイ編が付いた字ですが、「ぐんしん」ではありません。
ゲームでよく使われる言葉なので、ゲーム好きな方はすぐにわかったかも。
さて、あなたには読むことができますか?
「渾身」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 「体全体」という意味。
- 「渾身の一撃を放つ」「渾身の力を込めて立ち向かう」などと使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「渾身」の読み方!正解は!?
正解は「こんしん」です。
「渾」には「全て」「全体」という意味があるため、体を意味する「身」の字と合わせることで「体全体」や「全身」という意味になります。
最もよく使われるのは「渾身の力」のように、「全身から振り絞った力」という意味での使い方でしょう。
また、「渾身の努力」は最大限の努力を払ったという意味、「渾身の愛」は自分の全てを捧げた愛という意味になります。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!