今日の難解漢字は、
「菠薐草」
「排球」
「展べる」
「差わす」
「白鼻心」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「菠薐草」です!
漢字クイズのお時間です。
今回ご紹介するのは「菠薐草」という漢字。
「草」がつくのでなんとなく植物の名前であることは分かりますが、どの植物を指すかまでパッと答えることができる人は少ないのではないでしょうか。
植物というか、みなさんもきっと食べたことがある野菜の名前です。
わかりますでしょうか?
「菠薐草」の読み方のヒントは?
先ほど野菜の読み方だとお伝えしましたが、中でも濃い緑色をした葉物野菜です。
また、「菠」「薐」の下の部分を音読みすると「ハ」「リョウ」となりますね。
「ハ リョウ ソウ」このままの読みではありませんが、それに似た野菜の名前が浮かんできませんか?
思いついたら、おそらくそれが正解です!
正解は…
正解は…
ほうれんそう
でした!
漢字で書くとこんな字面になるんですね。ちょっと意外ですが、しっくりはきます。
これからほうれんそうを食べる際には、ぜひこの漢字も一緒に思い出してみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「排球」です!
そのまま読めば「球を排する」ですね。
何かの球を除外することって、あまり日常ではない現象ですが、これは何かの自然現象でしょうか?それとも「〇〇球」というからには、スポーツ競技の名前でしょうか。
近年では、これを題材としたアニメもあり、漢字表記もちらほらみかけるようになりましたので、分かる人も多いはずです。
さあ、球を排除したら何になるのか、一緒に考えてみましょう!
「排球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツ競技の名前です。
ヒント➁ 男子も女子も行うスポーツとして人気があります。
ヒント③ 日本では昔、「東洋の魔女」と恐れられた時代があります。
「排球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バレーボール」です!
バレーボールは、ネット越しにハンドボールほどの大きさのボールを打ち合う球技で、1チームあたり6人で構成される競技です。
2m近いネットを飛び越えて相手コートに思い切りボールを打つため、バレーボールをする上では高身長や高いジャンプ力がアドバンテージになります。
でも、身長が低い人であっても「リベロ」という、主に球を受ける役割もあったりして、そのスピード感溢れる攻防と相まって男女ともに人気が高いスポーツとして親しまれていますね。
それもそのはず、バレーボールはもともと、バスケットボールに向かないような子どもや高齢者でもできる室内スポーツとして考案された歴史があるんです。
今では、バスケットボール選手より背の高い選手だらけのイメージがあって、何だか面白いですね!
3つ目の漢字は「展べる」です!
「展べる」の読み方をご存知でしょうか?
「展覧会」の「てん」なので「てんべる」?
では、もちろんありません。
さて、あなたには読むことができますか?
「展べる」の読み方のヒントはこちら
- 「展」を訓読みにすると?
- ひらがなで書くと、送りがなを含めて「〇べる」の3文字
- 並べる、つらねるといった意味
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「展べる」の読み方!正解は!?
正解は「のべる」です!
「展」という字は「展示(てんじ)」や「出展(しゅってん)」のように、ほとんど音読みで使うので、訓読みは非常に難しいですね。
「展」には、並べる、つらねる、広げる、一般に見せる、現れるといった意味があります。
ヒントでも紹介したように「展(の)べる」は並べる、つらねるといった意味。
ただし「展げる」は「ひろげる」と読み、巻物をひろげるとか、新聞をひろげるといった意味で使います。
送りがなが替わると読み方や意味も替わってしまうため、注意が必要ですね。
4つ目の漢字は「差わす」です!
今回の難読漢字は…
「差わす」の読み方です!
日常的によく使う漢字「差」には、「さ」以外の読み方があるんです。
「差わす」の読み方のヒントは?
1.現代人が「差わす」を使うシチュエーションは、ほぼありません。
2.神はひとり子イエスを地に「差わした」。
3.お殿様が家来に言いました。「よくやった、褒めて差わす。褒美を差わそう」。
正解は…
正解は…
「つかわす」
でした!
「地に差わした」の「つかわした」は、目上の人が目下の者を行かせること、派遣することです。「遣わす」という漢字の方が一般的ですね。
「褒美を差わす」の「つかわす」は、目上の人が目下の者に何かをしてあげるとき、何かを与えるときの言い方です。
現代語に言い換えると、「与える」「〜してあげる」になるでしょう。格下に対する言い回しなので、少し尊大なイメージです。
他の読み方
今や時代劇でしか使われない「差わす(つかわす)」は訓読みで、他に「差う(たがう)」とも読みます。
「たがう」は、食い違いや隔たりなど、ある基準との「差」を意味します。
一方、音読みの「差(サ)」を使う言葉は数え切れません!
特に熟語はたくさんあり、格差・温度差・為替差益・一人時間差など、あらゆる意味の「差」を表しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
5つ目の漢字は「白鼻心」です!
「白鼻心」って何て読むか分かりますか?
(しろはなしん)ではありません。
動物の名前を考えていくとわかるのではないでしょうか。
そのまま読めば、正解に近づきます!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「白鼻心」の読み方のヒントは?
ヒント①:ネコの仲間です
ヒント②:果物を好みます
ヒント③:夜行性で木登りが得意です
ヒント④:額から鼻の先まで白い筋があります
何と読むか分かりましたか?
「白鼻心」の読み方、正解は……
正解は……
「ハクビシン」
です!
ハクビシンは外来種だとされていますが、江戸時代に「雷獣」と呼ばれていたのがハクビシンとする説もあり、実は在来種なのではないかと考える人もいるようです。
ネコやタヌキは4本指ですが、ハクビシンは5本指ありますので、足跡に特徴があります。
近年ではハクビシンによる生活環境被害が多発しているようです。
屋根裏や床下に住みつき、夜な夜な走り回って騒音を出したりしています。
ですが、ハクビシンを見つけても、勝手に捕まえたりすると違法行為になります。
駆除が必要な人は専門業者にお願いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!