今回の難読漢字は「賄」「我孫子」「号ぶ」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「賄」
お金がないときや学生のときなど、この「賄」があるかどうかで働き先を選定してしまった経験はありませんか?
今回の漢字は、そんな救世主的な存在の「賄」!
でも、この漢字を使った言葉って「賄賂(わいろ)」が筆頭に浮かぶんですが、もしや怪しいお金が支給されるということなの!?
その価値を決めるのはあなた次第!
さあ、ヒントを参考に正解を導いてください!
「賄」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② バイト先などでは無料のところもありますし、一部払う場合もあります。
ヒント③ お客さんには出さない、裏メニューの場合もありますよ!
「賄」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「まかない」です!
「賄」といえば、飲食店などで働いたときに出される料理のことですね!
板前さんが作る「賄料理」は、客には出せないような余った食材を使う場合もありますが、これがまた絶品!
食費を浮かす以外にも、「賄」そのものを目当てに働く場合もあるほど魅力があるサービスといえます。
また、「賄」という言葉は「賄賂(わいろ)」でも使われている通り、「金品を贈って頼み込む」という意味もあります。
となると、飲食店で出される「賄料理」には、「美味しいものを食べさせるから、頑張って働いてくれよ!」という意味になります。
・・・なるほど、だからあんなに美味しいんですね!
2問目はこの漢字!「我孫子」
漢字をみると、「われ、まご、子」ということで、親族間の関係を表す字のようにも見えますが、これは地名です!
千葉県の人にはサービス問題ですが、さて、何と読むのでしょうか?
「我孫子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「あ〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 千葉県の北西部にある市の名前です。
「我孫子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あびこ」です!
我孫子(あびこ)は、千葉県の北西部にある市の名前です。
すごく難しい読み方をする市ですね。
我孫子市のホームページによると、
「我孫子」という地名の由来は、鎌倉時代末の1313年の「尼しんねん譲(ゆずり)状」(土地の相続をめぐる遺言書)に「しもつさのくにあひこのむら」(下総国我孫子村)からきているそうです。
これにより、少なくとも鎌倉時代には我孫子市のあたりが「あびこ」として呼ばれていたことがわかり、歴史的な地名なんですね!
水神山古墳をはじめ、歴史的な観光スポットも点在している我孫子市をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
最後はこの漢字!「号ぶ」
「号ぶ」
「信号」「記号」などのイメージから「ごうぶ」と読んでしまった人はいませんか?
でも送り仮名に「ぶ」をつけた時の「号」には別の読み方があります。
「号ぶ」読み方のヒントは?
ヒントは、大声を発する時、大きな声で呼ぶ時に使います。
類語は
「喚く」
「怒鳴る」
などが挙げられます。
「号ぶ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さけぶ」
です!
「号」の字を見ると上に「口」という字がありますよね。
つまりもともと「号」は大きな声で泣く・叫ぶ様子を表す言葉だったのです。
そのため「さけぶ」という意味で「号」を使った言葉はたくさんあります。
「号泣(ごうきゅう)」は大きな声をあげて激しく泣く様子。
「怒号(どごう)」は怒って号ぶ様子。
「号令(ごうれい)」も大きな声で大勢に指示をする言葉です。
他にも同じ「さけぶ」という読み方の漢字と合わせ「叫号(きょうごう・きゅうごうと読む場合もあり)」という言葉もあります。
「号」は大きな声をあげることですが、「叫」は甲高い声を張り上げること。
同じ「さけぶ」という漢字でも、音の高さの違いがあるのが面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!