今日の難解漢字は、
「甲板」
「公孫樹」
「暢気」
「藜」
「春宵」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「甲板」です!
今回は難読漢字の中では易しめの漢字を出題します。
今回の漢字はこちら。「甲板」
「こうはん」とも読みますが、今回答えていただきたいのはもう一つの読み方です。
「◯◯◯◯」、あなたは読むことができますか?
「甲板」の読み方のヒントは?
この漢字が表すのは「船のデッキ部分」。
フェリーのアナウンスなどでは「こうはん」と読むことも多いですが、今回出題の読み方もメジャーではあります。
ちなみに非常時に食べる硬いパンと同じ発音です(笑)
あまり質の高いヒントが出せずすみません。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
かんぱん
でした!
我々にとってより一般的なのは「かんぱん」読みですが、船に関わるお仕事をされている方からすると「こうはん」の方が一般的なんだそうです。
専門用語だけでなく、こうした部分でも一般との違いが出てくるんですね。
ぜひとも2種類の読み方を漢字とセットで覚えておいてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「公孫樹」です!
今回はいつにも増して難しいですね・・・。
音読み、訓読み、漢字としての意味など、どれも当てはまらず予想がつきません。
強いて言うなら、「樹」とう字が最後にあることから何かの植物か木であることは間違いないようですが、はたしてどうでしょうか?
「樹のような他の何か」だった場合は完全にお手上げ状態ですが、この漢字、あなたは読めますか?
「公孫樹」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 日本の街にもある、メジャーな樹です。
ヒント② 紅葉すると綺麗です。
ヒント③ この実を踏みつぶすと大変ですよ・・・。
「公孫樹」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いちょう」です!
「いちょう」と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「いちょう並木」や「紅葉した葉っぱが秋の風に吹かれている1シーン」ではないでしょうか。
日本のあらゆる都市においても、街道には「公孫樹」が植えられていて、絵になる時が多いですよね。
その半面、やっぱり気になるのが春の時期の「銀杏」でしょう。
銀杏は、「公孫樹」の種子であり、その臭いの凄さも皆さんご存じのことと思います・・・。
綺麗なものにはトゲがある、ではないですが、何でも完璧なものってないんですね。
ちなみに、「公孫樹」と書く理由は、「いちょうが孫の代まで立たないと大木にならない」ことに由来しているそうですよ!
3つ目の漢字は「暢気」です!
自分の性格をよく知ることは、毎日を明るく・楽しく過ごすために必要ですね!
何事も前向きに、ポジティブに考えることが必要な現代社会、今回の「暢気」はまさにそんな意味ももつ言葉になります。
一般的には他の漢字も使われますが、この字もよく見かけるので、分かる人も多いのではないでしょうか?
でも、この言葉を使うシチュエーションは毎回良い意味とは限らないかも・・・。
「暢気」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 「のぶき」、「ようき」ではありません。
ヒント③ 「のんびり屋さん」のことを表します。
「暢気」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「のんき」です!
「暢気」は、他には「呑気」という漢字でも表記される言葉で、意味はまさに「マイペース」。
性格がのんびりしていて、せかせかしていない人のことを表す言葉でもあり、どちらかというと、「能天気」や「何も考えていない」というシチュエーションでも使われてしまう言葉でもあります。
でも、見方によっては物事に動じず、まわりの意見や状況に流されることなく常に自分の考えを持っている、そんな究極のポジティブ思考の人とも言えます。
物事は何でも捉え方や見方が大切!
今日も「暢気」にいきましょう!
4つ目の漢字は「藜」です!
和食、洋食、中華料理、どの料理にも合う定番の薬味といえば、ネギですね!
ほとんどの人が「藜」という漢字を見た途端、「ねぎ!」と答えてしまうと思いますが、「ねぎ」は「葱」と書くので違いますね。
よく見ると違うことが分かるんですが、まさに似て非なるもの、遠目から見ても同じに見える「藜」。
もう、「ねぎ」にしか見えないのでヒントにいきましょう・・・。
「藜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 空き地や山、畑などに自生している雑草です。
ヒント③ 最初の文字は「あ」です。
「藜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あかざ」です!
え?「あかざ」って某大ヒットアニメの鬼の中で3番目に強いあの人でしょ?と思ってしましますが、「藜」とは「畑や山に自生している植物」のことです。
若葉の段階では食用もできるそうですが、現代では雑草として認識されている植物です。
かたや薬味の定番である「葱」と、今では自生植物となった「藜」、似ているようでやっぱり違いますね!
5つ目の漢字は「春宵」です!
「春宵」
これ、何と読むかわかりますか?
見るからに春の季語ではありますが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「春宵」読み方のヒント!
「宵」という漢字に馴染みがない方がいるかもしれません。
「今宵」「宵の口」
など「夜」を表す言葉です。
この2つは「よい」と読むのですが、
「春宵」は「はるよい」ではありません!
さて、読めましたか?
「春宵」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しゅんしょう」
です!
「春宵」は漢字そのままの、
「春のゆうべ」「春の夜」という意味の言葉です。
春の季語の一つで、
元は故事成語の「春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」
という言葉が元になっています。
「春宵一刻値千金」は
「春の夜は趣に富み、そのすばらしさは千金にも値する」という意味。
転じて、美しい春の夜の心地よさや、
春の宵の楽しいひと時のことを「春宵一刻」と言ったりします。
もし会食をした後にお礼のメールなどで
「春宵一刻値千金の言葉がふさわしい、楽しい会でした。」
と書き添えれば、相手からの印象も良くなりそうですよね。
聞きなれない言葉ですが知っていて損はない、
美しい春の季語「春宵」。
しっかりと意味も覚えて、使ってみてくださいね!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!