今日の難読漢字は
「梔子」
「蒸籠」
「赫々」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「梔子」!
「梔子」は、とある植物の名前です。
一瞬「枇杷(びわ)」の「杷」に見えるため、
「わし」や「わこ」と読んでしまう人も…
どちらも不正解です。
4文字の読み方なのですが…
さて、読めたでしょうか?
「梔子」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「くちなし」
です!
「梔子」は、
「アカネ科の常緑低木で、夏に白い花が咲き、香りがいい植物」です!
植物がお好きな方や、花の香りに詳しい方はすぐに読めたのではないでしょうか?
とってもいい香りがするので、お庭で見かけることもある植物です。
もう一つ有名なのが、その果実。
古くから染料として使われていて、
栗きんとんやたくあんの黄色い色は、梔子の実の色なんですよ!
ちなみに海外でも人気のお花で、
ヨーロッパでは「天使が地上に降ってきた」と例えられ、
アメリカでは男性から女性へ贈ることで、ダンスのお誘いを意味したのだとか。
花言葉は「とても幸せです」。
まさに幸せを象徴するようなお花ですね!
日本人にとっても海外でも、人気の高い「梔子」。
これを機にしっかり覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「蒸籠」!
「蒸籠」は、とある調理器具の名前です!
「じょうろう」「むしかご」とは読みませんよ〜
サイズは大きいものから小さいものまで、かなりのバリエーションがあります。
とは言っても、ご自宅にコレがある方は少数派かも…
大ヒント!よく見かけるのは中華街です!
さて、読めたでしょうか?
「蒸籠」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「せいろう」
です!
「蒸籠」は、
「木枠の底に張った簀(す)の上に食品をのせ、湯気を下から通す蒸し器」です。
一般的には「せいろ」と呼ばれています!
正しい読み方は「せいろう」なんですよ。
中華街などでは、大きな蒸籠が店頭に置かれ、
ほっかほかの中華まんが売られているので、見たことがある方が多いはず。
また、中華料理店で小籠包や焼売を頼むと、
小さな蒸籠に入って提供されることもありますよね。
その名の通り「蒸す」ための「籠(かご)」なので、
一度覚えてしまえば、読むのも苦労はしません!
これを機にしっかり覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「赫々」!
「赫々」は、普段はあまり使わない言葉ではあります。
言葉自体はさまざまな意味合いを持ちますが、
とっても明るい言葉です。
「名声赫赫」などの四字熟語としても使われています。
さて、読めたでしょうか?
「赫々」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かっかく/かくかく」
です!
「赫々」は、
「赤く光り照り輝くさま」という意味の言葉です。
簡単に言うと「さんさん」や「キラキラ」などに近い言葉なんです!
また、その輝く様子から転じて、
「功名・声望などが立派で目立っている様子」を表すこともあります。
なぜ「かっかく」と「かくかく」の2つ読み方があるかというと、
場面によって読み方が変わるからなんです。
「赫々」と、これ単体で使う場合は「かっかく」、
「名声赫赫」と、四字熟語で使う場合は「かくかく」と読みます。
ちなみに「名声赫赫」は
「世間でも良い評判が大変良く、盛り上がっている様子」を表します。
会社でのスピーチや報告などで使えると、かっこいい四字熟語です!笑
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!