今日の難読漢字は
「細石」
「氷柱」
「斑雪」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「細石」
「細石」って何て読むか分かりますか?
(ほそいし)ではありません。
(こまいし)でもありません。
ひらがな5文字です。
”○○○○○”
「石」は(いし)と読みます。
「細」の読み方がわかれば、正解は目の前です!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「細石」の読み方のヒントは?
小石・こまかい石のことを言います。
パワーストーンの細石などを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
福岡県糸島市には「細石神社」があります。
日本の国歌「君が代」にも登場していますよ。
「君が代は千代に八千代に○○○○○の巌(いわお)となりて苔のむすまで」
何と読むか分かりましたか?
「細石」の読み方、正解は……
正解は……
「さざれいし」
です!
「さいせき」「ささらいし」でも正解です!
ただし、「細石刃」と書く場合は(さいせきじん)、「細石器」と書く場合は(さいせっき)と読みます。
日本では細石刃や細石器は旧石器時代から縄文時代初期に使われていたとされています。
細石刃は「替刃式石器」として使われていました。
今でもカッターやカミソリなどで替刃は使われていますが、1万6千年以上前からアイデアがあったなんて素晴らしいですね!
2つ目は「氷柱」
「氷柱」って何て読むか分かりますか?
(こおりばしら)とも読みます。
(ひょうちゅう)とも読みますが、もっと一般的な読み方があります。
ひらがな3文字です。
”○○○”
冬の寒い時期に、屋根などで見ることができます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「氷柱」の読み方のヒントは?
「氷柱」とは水の雫が凍って、棒状に垂れ下がったものを指します。
「垂氷」(たるひ)と表現することも。
冬の季語として、俳句などに読まれることもあります。
何と読むか分かりましたか?
「氷柱」の読み方、正解は……
正解は……
「つらら」
です!
「氷柱」を(こおりばしら)と読むときは、人工的に氷を角柱形にした氷の柱のことを意味します。
エアコンなどが無かった時代に、室内に氷柱(こおりばしら)を作って涼んでいました。
氷柱(こおりばしら)と読むときは、夏の風物詩になります。
埼玉県秩父には「日本三大氷柱」と呼ばれる氷柱(つらら)の名所があります。
「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)「あしがくぼの氷柱」(あしがくぼのひょうちゅう)「尾ノ内氷柱」(おのうちひょうちゅう)です。
冬の幻想的な氷の世界を楽しめますので、ぜひ一度行ってみてくださいね!
3つ目は「斑雪」
「斑雪」って何て読むか分かりますか?
(むらゆき)ではありません。
(まだらゆき)は間違いではありませんが、一般的な読み方があります。
ひらがな5文字です。
”○○○○○”
雪が溶けて春になる季節に見ることができます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「斑雪」の読み方のヒントは?
「斑雪」には2つの意味があります。
- はらはらと、まだらに降る雪のこと
- 溶け残った雪が、まだらに残っていること
何と読むか分かりましたか?
「斑雪」の読み方、正解は……
正解は……
「はだれゆき」
です!
「はだれ」でも正解です!
「雪が溶けたら何になる?」という質問をすると「水になる」ではなく「春になる」と答えたという有名なエピソードがあります。
理科の授業では不正解ですが、想像力豊かな素敵な答えです。
斑雪が残る季節に質問したのかもしれませんね。
春が来ると思うと、なんだか嬉しい気持ちになったり、楽しみでワクワクしてしまいませんか?
「新しく何かが始まる」といったイメージがあるからかもしれませんね。
斑雪は春の季語として俳句などでも使われます。
斑雪が見られるようになったら、春はすぐそこですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。