「手薬煉」
これなんて読むかわかりますか?
難しい漢字ではないですが、なんとなく見慣れないこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「手薬煉」読み方のヒント!
「手薬煉」とみると「てやくれん」と読みたくなってしまいますよね。
実はこの漢字は、ある慣用句として使われています。
それは「手薬煉を引く」!
これでわかった人もいるのでは?
さて、読めたでしょうか?
「手薬煉」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「てぐすね」
です!
「手薬煉」とは、
「手に薬練を塗ること」という意味です!
…といっても良くわかりませんよね笑
「薬煉」とは、松脂を油で煮て練り混ぜたもの。
とても粘着力が強く、滑り止めとして使われていたそうです。
弓の弦に塗ることで、補強材としても使われていたのだとか。
つまり「手薬煉を引く」とは、
「薬煉を塗って、戦いに備えておく」という意味。
転じて、準備を十分に整えて敵を待ち構えるという意味に使われています。
単に「準備をして待っている」という時にも使われていて、
現在はこちらの意味で、よく使われていますね。
なんとなく使っている言葉でも、
読み方や由来を知ると、よりしっかりと使いこなせます。
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
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