今回は「早急」「茅渟」「瘡蓋」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「早急」
仕事でも勉強でも、何かやらなきゃいけないのにうまく進まないこと、ありますよね!
でも、何かトラブルがあったりして遅れてしまうと焦ってしまう・・・。
そういうとき「早急」に取り組まないといけませんね。
では、この「早急」の正しい読み方をご存じでしょうか?
大半の人が「そうきゅう」と読みますが、実はこれは本来の正しい読み方ではないんです!
テレビのアナウンサーが喋っているのをよく聞いていると、正しい読み方で発音してくれるんですが、みなさんは分かりますか?
「早急」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「急」は「きゅう」で合っています。
ヒント➁ 「〇〇きゅう」の5文字です。
ヒント③ 遅いときは、「さっ」さと動きましょう!
「早急」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「さっきゅう」です!
「さっきゅう」が正しい読み方と言われても、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?
意味は「さっきゅう」も「そうきゅう」も、「非常に急いでいること」です。
最近では、「そうきゅう」でも間違いではないことから、こちらで発音することも多いですが、正しい日本語で話すというのは、もはやビジネスマナーですよね。
難しい漢字なら読めないのも納得できますが、簡単な漢字の読みは間違えないように、このページでどんどん知識をつけていきましょう!
では、次の問題に「早急」にチャレンジ!
2問目はこの漢字!「茅渟」
「茅渟」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(ちんてい)ではありません!
さあ、なんと読むでしょう?
「茅渟」読み方のヒントは?
ずばり、魚の名前です!
全国的な名前と、地方独特の名前のふたつがある魚で、今回は後者の地方独特の名前が答えになります。
「茅渟」読み方のもうひとつのヒントは?
ではここで大ヒントです!
全国的な名前は「クロダイ」です。クロダイの別の呼び方が今回の答えになります。
もしかしたら釣り好きのかたなら、よく聞く名前かもしれません。
「茅渟」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ちぬ」
です!
クロダイは地方ごとに色んな呼び方があり、とくに関西地方では「チヌ」と呼ばれています。
北は北海道から南は九州まで、日本全国の幅広い地域に生息しており、季節も問わず狙うことができたり、色んな釣り方ができることから、釣り人に大変人気の高い魚です。
また真鯛に匹敵するおいしさをもつ魚とも言われており、真鯛に比べるとやや磯臭さが気になる方もいるかもしれませんが、その野性的な味わいはせひ一度試していただきたい味です。真鯛と同じようにお刺身や焼き魚はもちろん、鍋や汁物、揚げ物やカルパッチョなどなど、どんな調理法でもおいしくいただける万能魚といえるでしょう。
最後はこの漢字!「瘡蓋」
「瘡蓋」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字自体はそこまで難しくないように感じますが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瘡蓋」読み方のヒント!
「瘡蓋」は、人間にとって身近なものです。
みなさんも、これが体にできたのが一度や二度ではないはず!
特に子どもの頃、元気に外で遊びまわっていると
これができる回数も多かったはずです。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「瘡蓋」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かさぶた」
です!
「瘡蓋」は、
「傷の表面に血液や漿液(しょうえき)、膿などが滲み出て固まった皮」のこと。
このように書くと仰々しいですが、
傷跡に赤黒くできる皮のこと。
小さい頃、ひざやひじに瘡蓋を作っていた方は多いのではないでしょうか。
切り傷やすり傷で血が出てしまった後に現れるので、
子どもだけではなく、大人になってからも見た経験があると思います。
「瘡」この漢字自体に「傷」や「できもの」という意味があり、
それに「覆い隠すもの」という意味の「蓋」という感じが合わさることで、
「瘡蓋」を表しているのだそう。
ちなみに佐賀県では瘡蓋のことを「つ」と呼ぶそうですよ!
身近なものなのに漢字は知らなかった!という方も、
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!