「蜃」を何と読みますか?
「蜃気楼」の「シン」ですね!
アニメ好きなら知ってるかもしれません。
「蜃」の読み方のヒントは?
1.「蜃」をひらがなにすると、なんと6文字です。
2.正解の6文字は「蜃(シン)」の別名、つまり同じものを指します。
3.『やや似た例は支那説に雉と蛇が交わりて蜃を生む。』南方熊楠「十二支考」より引用
正解は…
正解は「オオハマグリ」でした!
食べられるオオハマグリは「大蛤」と書きますが、こちらは食用貝ではなく巨大なハマグリの妖怪。
蜃気楼で相手をかく乱する技を持ち、アニメ「NARUTO -ナルト-」にも登場しました。
「蜃」は13画の漢字、音読みは「シン」「ジン」、訓読みは「おおはまぐり」「みづち」です。
妖怪「蜃」の由来
昔の中国と日本の伝説に、気を吐いて蜃気楼を作り出す竜がいました。竜の傍らには、巨大な「大蛤(オオハマグリ)」がいたとされています。
この竜は中国で「シン」、日本では「みづち」とも呼ばれました。
そしてなぜか、竜とオオハマグリが混合されて、巨大な「大蛤」は「蜃(シン)」と書いて「オオハマグリ」と呼ばれるようになったのだそう。
少々ややこしいですが、伝説上の生き物がいつの間にか変化・合体する説は多いようです。