「袷」の読み方をご存じでしょうか?
「蛤(はまぐり)」という字と似ていますが、蛤は虫偏なので違います。
ひらがなで書くとよく耳にする言葉なのですが、漢字は意外と読みにくいですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「袷」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 裏地の付いた着物のこと
- 袷を着る季節になった
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「袷」の読み方!正解は!?
正解は「あわせ」です!
ヒントで紹介したように「あわせ」とは裏地の付いた着物のことで、2枚の布を合わせて仕立てることから「あわせ」と呼ばれるようになりました。
「あわせ」に対して、1枚の布で仕立てた着物は「単(ひとえ)」と呼びます。
裏地の付いたあわせの着物は秋から春先にかけて用いられましたが、近世では初夏や初秋に着るならわしがあったようです。
また、裏地の付いた襦袢(じゅばん)のことを「あわせ襦袢」、あわせの付いた羽織は「あわせ羽織」と呼ばれます。
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